しっぽでわかる猫のきもち ~前編~

こんにちは

朝晩、大分気温が低くなりみなさん、体調管理は大丈夫でしょうか(^O^)/

今回は しっぽでわかる猫の気持ち についてお話します

 あまり知られていない猫のしぐさに触れてみましょう

猫が大きくしっぽを振っているのが喜んでいると思っていませんか?

しっぽの動きを注意して見てみましょう(^0^)

 

◆しっぽを垂直に立てている

 しっぽをピンと垂直に立てているのは、うれしいときや甘えてるときのしぐさです

また、しっぽの先をやや前向きにすると、あいさつの表現になります

 ◆しっぽの毛を逆立て急にボワッと太くする

 驚きや恐怖を感じるとき、相手を威嚇するとき、攻撃態勢のときになります

強気になっている状態で、全身の毛を逆立たせることもあります

 ◆しっぽを山形にする

 しっぽを持ち上げるようにした時は、ギクッとした驚きや攻撃態勢になります

攻撃的な気分になっている状態で毛を逆立て太くすることもあります

 ◆しっぽを足の間に巻き込む

 しっぽを足の間に挟むとき、体にピッタリと巻きつけているときは、

恐怖心を感じているときです

弱気になっている状態では、うずくまり自分を小さく見せることで、相手に自分は弱いから襲わないで欲しいと伝えようとしています

 ◆しっぽをダランと下げている 

 叱られてしょんぼりしている時にしっぽをダランと下げていることがあります

体の具合が悪い時、元気がない時にもみられます

この時は、気をつけて様子を見てあげましょう

 ◆抱かれるとしっぽをお腹にピッタリつける

 お腹を上にし、抱いたときにしっぽをお腹にピッタリつけているのは、

怖がっている時です

反対にリラックスしているときは、しっぽは垂れ下がっています

◆抱かれるとしっぽを早く動かす

 猫は人に抱かれていると、だいたいしっぽを動かします

抱かれるとしっぽをパタパタと早く動かす時は、嫌がっているときです

反対にシッポをゆっくりと動かす時は、のんびりとして嬉しいときです

 

あまり知られていない猫のしっぽの動きによる気持ちはどうでしたか?

後編は12月頃になりますが楽しみにしていただけると嬉しいです(*^_^*)

 

うちの子ごはん食べ過ぎ??

こんにちは♪
まだまだお昼は暑い日がつづきますね(+_+)もう少し涼しくなったらお散歩が
楽しくなる季節ですね♪

最近、夏場でお散歩の量が減ったせいか、体重が増えちゃった~~という声を
よく耳にします。そこで今回は、エサのお話をしようと思います。

まず、愛犬の1日に必要なカロリーをチェックしてみよう☆お家でも√(ルート)のボタンがある電卓があったらできますのでやってみてください♪

① 1日に必要なカロリー:体重×体重×体重=√ √(ルートボタン2回プッシュ) × 70
   意外と少ないですよね・・・ちなみに成人だと1600~1800位だそうです。

② ①で出たカロリーに当てはまる係数をかけましょう♪
  この数字をかけることで1日に必要な摂取量がでます。
  *避妊・去勢をしていない子 : 1.8
  *避妊・去勢をしている子   : 1.6
  *10才以上の子        : 1.4
  *少しぽっちゃりの子     : 1.4
  *ダイエットが必要な子    : 1.0

③ おうちであげてるフードのパッケージを見て100gあたりのカロリー数をチェックしよう♪

④ ②で出た数字 × 100 ÷ フードのカロリー 
  それぞれ出た数字を当てはめてみてください♪

例)10kgのぽっちゃりのワンちゃん で フードの100gあたりのカロリーは350kcal
  10 × 10 × 10 = √ √ × 70   → 393kcal
  393 × 1.4                 → 550kcal
  550kcal × 100 ÷ 350kcal               → 157g

ちゃんと出ましたか??
この出た数字が愛犬がお家にあるフードを食べる時の正確な量になります。
他におやつをあげる場合は、少しフードの量は減らしてくださいね。
少し難しかったですか?
まず愛犬に与える量を正確に量るだけでも太りすぎ予防にはなりますよ(*^_^*)
一度試してみてください。

このブログでわからないときは、病院に来られた際聞いていただけたら計算します^m^

ワンちゃんのヒザが弱いって?

こんにちは。獣医師の松崎です。

診察中、後ろ足を触りながら「ヒザが弱いですね~」と言われたことありませんか?

今回は、特に小型犬に多いヒザの悩みについてお話します。

 

人と同様、犬のヒザには膝蓋骨(しつがいこつ)と呼ばれるお皿があります。

膝蓋骨の役目は、ヒザの関節を滑らかに曲げ伸ばしすることにあります。

太ももの骨にある溝にそって常に上下にスムーズに動くようになっています。

この動くという特別な状態がときに障害を起こすのです。

 

膝蓋骨は太ももの筋肉から下へと伸びる靭帯に包まれていますが、左右には膝蓋骨を固定するものはありません。

そのため膝蓋骨が上下ではなく、左右に動いてしまったときに問題が生じます。

この膝蓋骨が左右に動いた状態を「膝蓋骨脱臼」と言います。

膝蓋骨脱臼には体の内側に外れる「内方脱臼」、外側に外れる「外方脱臼」があります。

小型犬に多いのが内方脱臼です。

 

原因のひとつに、太ももの溝が浅い・太ももの骨がねじれている・靭帯の付着部が曲がっているなど、生まれつきの遺伝的な異常により成長に伴って脱臼しやすくなる犬種がいます。

特にトイ・プードル、シーズー、ヨークシャー・テリア、ポメラニアンなどに見られると言われています。

もうひとつ、交通事故や高いところからの落下によって関節に衝撃が加わり脱臼する、または周囲の組織が傷つき後々に脱臼することがあります。

どちらの場合でも、程度が軽ければ脱臼状態でも気にせずに歩きますが、程度が重たくなるほどに罹患肢を挙げたまま3本足で歩いたり、触ると痛みを伴い鳴いたり、怒ったりすることもあります。

 

脱臼の治療はその程度によって異なります。

自然に戻る場合は安静にして経過観察しますが、常に脱臼したままでは罹患肢に負担がかかるため、手術により脱臼の整復が必要になってきます。

 

お家のワンちゃんの膝蓋骨が脱臼しやすいか知っておくことで階段やソファーの昇り降りなど、脱臼しやすい環境に配慮することもできるかと思いますので、一度ご相談いただければと思います。

 

 

担当:獣医師 松崎

うさぎのしぐさ

こんにちは。看護士の小西です。

私はミニウサギを飼っていて、家に帰ると毎日うさちゃんに癒されています。そこで今回は、うさぎの感情表現についてお話しさせてもらいます。

うさぎは犬や猫のように、鳴いたり尾尻を大きく振ったりしないので感情がつかみにくいですが、とても感情豊かなんですよ。いくつか紹介しますね。

  ★鼻でツンツンしてくる

     『遊んで!』と誘っています。また、おねだりして甘えています。頭をなでてあげたり、               マッサージしてあげると、喜んでくれるかもしれませんよ。

  ★足の周りをグルグル回る

     機嫌がよく、飼い主さんのことが大好きな証拠です。

 

  ★ジャンプする

     このしぐさもゴキゲンな証拠です。『楽しいな♪』『うれしいな♪』の表れです。

 

  ★歯をカチカチならす

     頭をなでている時などに歯をカチカチとならすことがあります。その時は『頭をなでてく              れて気持ちいいな~♪』といっているんですよ。

  ★床にねそべり手足を伸ばしあくびする

     かなりリラックスしています。

  ★後ろ足で床をドンドンをならす

     「スタンピング」と呼ばれ、怒っている時にする仕草です。警戒したり、威嚇したりしてい              ます。

  ★ブーブーと鼻を鳴らす

     何か嫌なことがあり不機嫌な時に鼻を鳴らすことがあります。

  ★食器やトイレをひっくり返す

     退屈していたり、お腹が空いている時にするしぐさです。飼い主さんの気をひくときにす              ることもあります。

  ★いきなりドタッと倒れる

     いきなりの事で驚かれる方もいるかと思いますがこの時うさぎさんはとても満ち足りて              いる時なんですよ。

 

他にも、うさぎはたくさんの仕草で感情表現をしています。仕草が分かると、感情がよめうさぎの気持ちが、今まで以上に伝わってくるかもしれませんね。

                                                     小西

 

インフルエンザとフェレット

お盆もすぎましたがまだまだ暑さは続きますね。

さて、今回はフェレットのインフルエンザについて少しお話したいと思います。

フェレットも実はインフルエンザにかかります。フェレットのインフルエンザは人のインフルエンザと同じです。しかし、その感染は飼い主から感染するケースが一番多いのです。


人からフェレット、その逆のフェレットから人への感染が成立します。


感染経路は直接触れる事やくしゃみ、鼻水などの分泌物による飛沫感染があり、人間のインフルエンザ同様、簡単に感染します。

フェレットのインフルエンザウィルスに対するワクチンは現在ありません。
そのため、予防法としては、冬場の乾燥を避ける事とインフルエンザウィルスに感染している人、フェレットと隔離する事が一番の予防法です。
これも、人間のインフルエンザ予防と同じと言えるでしょう。

ペットの体調管理も大事ですが、飼い主さんもしっかり体調管理はしてくださいね。

獣医 石鍋

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