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その他

🌸さくら猫🌸

こんにちは!看護師の白石です🐱
梅雨の時期になりジメジメとした日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

最近窓を開けて過ごすことが多くなり、お外から野良猫さんの鳴き声がよく聞こえてきます。外を歩いていると野良猫の親子をみかけました👀

 

さて、皆さんは「TNR活動」という言葉はご存知でしょうか?

 

「TNR活動」とは、
T:trap(猫を捕まえる)
N:neuter(不妊手術を行う)
R:return(元の場所に戻す)
という英単語の頭文字をとったもので、
野良猫がこれ以上増え続けないように地域でお世話をする活動のことを言います。

この活動では不妊手術をした猫ちゃんの印として、
女の子は左耳の先、男の子は右耳の先をV字にカットします。
桜の花びらのような形に見えることから「さくら猫」と呼ばれることもあります。

男の子

 

女の子

 

 

TNR活動はなぜ必要なの❓

ねこちゃんは非常に繁殖能力が高く
1年に何度も妊娠・出産を繰り返します。
そうなると、どんどん野良猫が増えていき、人間とのトラブルに繋がる恐れがあります。
最悪の場合殺処分の対象になってしまうこともあります。

これ以上不幸な猫ちゃんを増やさないための活動なのです。

 

 

私たちに出来ること‪✍🏻

“適切な給餌”

「地域猫」は野良猫であることは変わりありませんが「地域」で飼育・管理されている猫ちゃんのことをいいます。ボランティアの方々が必要なお世話や特定の場所で給餌を行っています。
そのため、むやみやたらにご飯をあげたり、ご飯を放置すると食べ物を探してゴミ箱を荒らしたり、異臭などのご近所トラブルに発展することがあります。なので地域猫を見かけてもご飯はあげずそっと見守ってあげましょう。

 

“避妊・去勢”

先程もお話した通り猫ちゃんは繁殖能力が高く1度の妊娠で多くの仔猫を産みます。
もしお家の子が脱走して子供を作って帰ってきたら・・・
そのようなことを防ぐために、お家で猫ちゃんを飼育されている方には不妊手術をすすめています。

 

“保護猫活動・譲渡会について知る”

地域猫の中でも人馴れしている子やまだ産まれて間もない仔猫は新しい飼い主さんを探すため譲渡会を実施している地域もあります。
新しく猫ちゃんを迎え入れたいと思っている方は里親として猫ちゃんを飼育する選択肢もあるということを知って頂けると幸いです🍀

 

 

 

このように家族のいない猫ちゃんは地域で愛されて生活している子も沢山います。
少しでもこの活動について知り野良猫ちゃん達とも優しく接してあげてください☺️

 

 

看護師 白石

我が子の足裏大丈夫❔

みなさん、こんにちは。

看護師の阪口です。

今日は、ウサギ・モルモットなどの小動物がなりやすい

「ソアホック」についてお話ししたいと思います!

 

聞いたことあるかもしれませんが

ソアホックとは「足底皮膚炎」のことです。

ソア=痛む  ホック=かかと  という意味で足裏に炎症が起きることを指します。

後ろ足にみられることが多いですが、稀に前足にもみられることがあります。

すぐに命に関わるものではありませんが、

痛みが悪化すると二次的な病気を引き起こすこともあるので、要注意です! 

 

では、どんな症状がみられるでしょうか❔

①足の裏の毛が薄くなる

②皮膚に赤みが出てくる

③赤みが悪化し、炎症で腫れてくる

④潰瘍になる

 

悪化すると骨まで到達し、痛みから歩けなくなったり

食欲不振などもみられます。

 

 

原因としては

・固い床材を使用している

・糞尿により常に床が不衛生で湿気がある

・肥満による足裏への負担

・スタンピングをよくする

・狭いケージで飼育している

・爪が伸びすぎている             など、様々です。

 

もし症状が出てしまったときは、抗生剤を服用したり、包帯で傷口を保護したりします。

 

 

 

症状にもよりますが、重度だと治りが悪いこともあるので

定期的に足裏チェックをして、早期発見に努めましょう!

 

対策としては、

床材に柔らかいマットを敷いてあげたり、衛生的な環境を心掛けること!

ケージで飼っている場合は、定期的に出してあげましょう。

狭いケージでずっと飼っていると、行動範囲が制限され十分に運動ができず足に負担がかかってしまいます。

少しの工夫で予防ができるので、ぜひお試し下さい♪

 

もし症状がみられた場合はお気軽にご相談ください。

お待ちしております 😮 

 

看護師 阪口

緑内障について

こんにちは!
看護師の松本です。
少しずつ暖かくなってきて春の兆しを感じる今日この頃です。

 

前々回の投稿で、実家で飼っている柴犬のさくらについてご紹介させていただきましたが
実は2023年8月に緑内障の手術を受け、右眼の眼球を摘出しました。
みなさんに少しでも目の病気について知っていただきたいと思ったので、
今回は【緑内障】についてお話しします。

 

緑内障とは、目の中の水(眼房水)が溜まり、目の中の圧力(眼圧)が
上昇することによって、目の痛みや視覚障害を引き起こす病気です。
眼房水は本来、眼の中を循環することで一定に保たれていますが、
目の中の水が外へ出ていく出口の部分(隅角)が何らかの影響で
詰まってしまうことにより、水が溜まって眼圧が上昇します。
犬の場合の緑内障は急激に眼圧が上昇し、数日で失明に至ることが少なくありません。
そのため、数日前から目がおかしいと思い、病院に行った時には、
すでに失明していた…なんていうことも多々あります。
さくらも数日前から目を開けにくそうにしていましたが、病院で診てもらった時には
ほぼ視力が残っていないと診断されました…

 

ではそんな緑内障に少しでも早く気づくにはどうしたらよいのでしょうか。
症状としては
・目が張っていて大きく見える
・元気がない
・目が白っぽく濁る
・食欲がない
・痛そうに目をしょぼつかせている、目が開いていない
・散瞳(瞳孔が開く)
などが挙げられますが、これら以外にも気になることがあった場合は
すぐに病院を受診することをお勧めします。

 

緑内障の治療としては視覚の回復、眼圧を下げることを目的として行います。
まだ視力が残っていると判断された場合は、点眼薬による治療で眼圧を下げます。
それでも眼圧が下がらない場合は高浸透圧利尿剤の点滴による治療を行うこともあります。
視力が残っていないと判断された場合は、手術を提案されることがほとんどです。
しかし緑内障は進行性で完治が難しいことが多く、
生涯つきあっていく必要がある疾患です。

 

今回は緑内障についてお話させていただきました。
大切な愛犬の視力守りたいですよね。しかし緑内障には根本的な予防策はありません。
緑内障は早期発見が命…毎日の生活の中で少しでもおかしいと感じた際は、
迷わず病院を受診してください。

 

本日は最後までご覧いただきありがとうございました。

看護師 松本

歯肉炎について

はじめまして!
本日ブログを担当するのは去年の4月に入社した看護師の佐々木です。
時間が経つのは早いもので、もうすぐで看護師になって一年が経つことに驚きが隠せません💦
この一年嬉しいことやしんどいこと沢山ありましたが、全てを糧にしてこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いいたします🔥

今回は私の飼っているねこちゃんもなってしまった歯肉炎についてお話したいと思います🐈
まず、歯肉炎とは歯茎の病気で歯垢が蓄積して、汚れや雑菌が増殖し歯肉が腫れて赤くなったり、出血や痛みが出たりします。
軽症だと歯茎が少し赤いかなと感じるくらいですが、重症になると出血と腫れがひどくとても痛々しい見た目になります。

軽傷

重症

症状としては歯肉の赤みや腫れ出血のほかに、よだれの増加や食欲の低下、体重減少、口臭などが挙げられます。
症状がひどいと麻酔をかけて抜歯やスケーリングをしないといけなくなるので予防することがとっても大切です。
予防は歯磨きが一番効果的ですが難しい子は歯磨き用のおやつやおもちゃ、ジェルなどを使っていくのが良いと思います🦷✨
わんちゃんねこちゃんがシニアになっても快適に過ごせるように早め早めにお口のケアをしていくことが大切です。
当院にはデンタル教室もございますのでお気軽にスタッフまでご相談いただけたらと思います(o^―^o)♪

辰年

新年あけましておめでとうございます。
柴犬大好き看護師の岡本です。
新年の挨拶をさせていただきましたが、早いものでもう1月が終わってしまいました💦
寒い日が続きますが体調はいかがでしょうか。

さて、今回のブログですが今年の十二支、その中で唯一空想の動物「辰」にちなんで、「タツノオトシゴ」についてです。
皆様はタツノオトシゴについてどのようなイメージがあるでしょうか?
姿は想像できても何の仲間かはわかりづらいですよね。
そんなタツノオトシゴについて詳しくお話させていただきます。。

タツノオトシゴは実はタイやマグロと同じ、れっきとした魚の仲間です。

名前の由来はいろいろあるとされていますが、天上の竜が海に落とした子から「タツノオトシゴ」という理由が個人的には好きです。
姿が馬にも見えることから、英名では「シーホース(海馬)」とも呼ばれています。
タツノオトシゴをじっくりと観察すると、他の魚と同じようにエラや背ビレ、胸ビレを確認することができ、魚の仲間だとわかると思います。ただ、尾びれがなく水中を移動する手段として、尾を使っているのは少し変わっているところですね。

変わっているところはこれだけではないんです。なんと、出産をするのはオスの方なんです。タツノオトシゴの繁殖方法はかなりユニークです。
ペアとなるオスとメスは、繁殖期間中には毎日挨拶を交わすために出会い、くるくると回ったり、尻尾を絡ませ合って“ダンス”をしたりしてコミュニケーションを取ります。メスはオスの「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれる袋に卵を産みつけ、オスは卵を受け取ると精子をかけて受精させ、そのまま出産まで抱えて過ごすのです。
メスがオスに卵を産みつけている姿がハート型に見えることから、タツノオトシゴは「愛のシンボル」と言われることもあるそうです。

卵を産み付けた後、卵が外界に出て生きていけるまでのお世話は、メスはいっさいせずオスに委ねられるそうです。
オスは数週間の妊娠期間を経て、タツノオトシゴの稚魚が生まれるのです。

タツノオトシゴについて少しは興味湧いたでしょうか?
あまり見る機会はないですが、水族館などに行ったときはこの神秘的で不思議な生き物「タツノオトシゴ」をじっくり観察してみてください。

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