新年あけましておめでとうございます。
柴犬大好き看護師の岡本です。
新年の挨拶をさせていただきましたが、早いものでもう1月が終わってしまいました💦
寒い日が続きますが体調はいかがでしょうか。

さて、今回のブログですが今年の十二支、その中で唯一空想の動物「辰」にちなんで、「タツノオトシゴ」についてです。
皆様はタツノオトシゴについてどのようなイメージがあるでしょうか?
姿は想像できても何の仲間かはわかりづらいですよね。
そんなタツノオトシゴについて詳しくお話させていただきます。。

タツノオトシゴは実はタイやマグロと同じ、れっきとした魚の仲間です。

名前の由来はいろいろあるとされていますが、天上の竜が海に落とした子から「タツノオトシゴ」という理由が個人的には好きです。
姿が馬にも見えることから、英名では「シーホース(海馬)」とも呼ばれています。
タツノオトシゴをじっくりと観察すると、他の魚と同じようにエラや背ビレ、胸ビレを確認することができ、魚の仲間だとわかると思います。ただ、尾びれがなく水中を移動する手段として、尾を使っているのは少し変わっているところですね。

変わっているところはこれだけではないんです。なんと、出産をするのはオスの方なんです。タツノオトシゴの繁殖方法はかなりユニークです。
ペアとなるオスとメスは、繁殖期間中には毎日挨拶を交わすために出会い、くるくると回ったり、尻尾を絡ませ合って“ダンス”をしたりしてコミュニケーションを取ります。メスはオスの「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれる袋に卵を産みつけ、オスは卵を受け取ると精子をかけて受精させ、そのまま出産まで抱えて過ごすのです。
メスがオスに卵を産みつけている姿がハート型に見えることから、タツノオトシゴは「愛のシンボル」と言われることもあるそうです。

卵を産み付けた後、卵が外界に出て生きていけるまでのお世話は、メスはいっさいせずオスに委ねられるそうです。
オスは数週間の妊娠期間を経て、タツノオトシゴの稚魚が生まれるのです。

タツノオトシゴについて少しは興味湧いたでしょうか?
あまり見る機会はないですが、水族館などに行ったときはこの神秘的で不思議な生き物「タツノオトシゴ」をじっくり観察してみてください。