こんにちは 🙂 

看護師の深美です。

外に出るのも躊躇するくらいの暑い日が続き

私たち人間も動物もみんなにとって辛い暑さですね。

暑さに負けないようしっかり水分を取って、涼んで一緒に乗り切りましょう🍉

 

そんな今日は、私も2年ほど前に知ったスウェーデン発のあるプロジェクトについてお話したいと思います。

そのプロジェクトは

イエロードッグプロジェクトと呼ばれています。

 

突然ですが、

街中で黄色いリボンや黄色い背景に文字が書いてあるものをリードにつけている子を見かけたことはありませんか?

この目印は可愛らしさやオシャレを目的で着けているわけではなく、ある理由があって身に着けているものなんです🐶

 

では、どんな子達が着けているんでしょうか?

 

①人や他の動物さんとの接触が苦手・パニックになってしまう

人や他のわんちゃんなどに対して極度の恐怖心を示す(震え、パニックになってしまうなど)

それとは反対に噛み付いてしまったり吠えることが自分で抑制しきれなかったりする子たちがいます。

 

②トレーニング中

人と一緒に色んなお仕事をしてくれている子達がいます。(盲導犬や介助犬など)

そんな子達のトレーニング中であればじっと見たり近付いてしまうだけで集中が切れてしまって、トレーニングが継続出来なくなってしまいます。

 

③病気や怪我の療養中・手術後や怪我の治療中はストレスが溜まっていたり

気持ちが不安定な状況です。

よりストレスをかけないように気遣ってあげましょう 😥 

 

④社会へ慣れるための練習中

何らかの理由で心に傷を負ってしまい

色んな環境に対しての社会化が不十分なまま成長してしまった子は、人と共存する社会に慣れるための練習が必要です。

 

このように理由があって

いまはそっとしておいてほしい

近付かないで〜というサインをわんちゃんたちの言葉の代わりとして

示してくれるのが黄色いリボンなんです。

 

このブログを書きながら

ふと思い出してみると、昔近所を介助犬・盲導犬のトレーニングをしている子がいたとき

動物好きだった私は子供ながらに触れ合いたくてウズウズしていました。

ただ、その子たちのハーネス部分には「トレーニング中!近づかないで🐾」という文字が書かれていて、お仕事の練習をしている事を教えてもらい

それ以降どんな子でも触れ合いに駆け寄っていくのではなく、触れてもいいか確認する事や適切な距離を取ることの大切さを知ることが出来ました✊

 

何も知らないまま

じっと見つめたり、近付いたり・触れようとしたりしてしまうと

その子たちにとって大きなストレスや恐怖心を与えてしまう可能性があります。

 

そんな事がないように

少しでも多くの人にこのプロジェクトを知ってもらう+広めていく事が大事だなと感じました。

 

最後にイエロードッグプロジェクトの動画を

シェアさせていただきますので

ぜひ、皆さんの周りの方にも見せてあげてください🌳

 

 

深美