こんにちは!
看護師の深美です。
最近は日に日に暑くなり、初夏の空気が感じられるようになりましたね☀
人も動物も欠かせないのが水分です。この季節は特に脱水症状には気を付けたいですよね。
今回は、水を飲んでもらう工夫をいくつかご紹介したいと思います:)
①お皿を変えてみる
ステンレス製、陶器、プラスチック製、木製などお皿にも色々種類があるので、水分を取らない原因はお皿にもあるかもしれません。一度違うものに変えてみてもいいかもしれません。
②色んなところに置いてみる
1か所だけでは気が向かなかったりすると、その場所で飲まない時もあります。特に神経質な子はトイレの近くや人がよく通るところを嫌がる子もいます。1か所目は変えず、その他にも2か所ほど置いてみてもいいかもしれません。
③自動給水機にしてみる
ペット用品の中で、自動で水を循環してくれるものなどもあります。新鮮な水を好む子も多いので、細めに変えないと飲まない子は試してみてもいいかもしれません。ただ、機械なので警戒心が強い子や、怖がりさんな子は慣れるまで時間がかかるかもしれません。興味のある方は一度検索していただければと思います:->
④蛇口からあげてみる
蛇口からペロペロと飲んだり、猫さんの場合は手ですくって飲んだりしている動画を見たことがある方も多いと思います。流れるものを好む子もいるので、好奇心で遊びながら飲んでくれる場合もあるかもしれません。
⑤少し温度を変えてみる
人間と同じように冷たいお水を嫌がる子もいます。季節に合わせて少しぬるま湯にしてみたりと温度を変えるといいかもしれないですね。
⑥野菜、ささみ、フードなどのゆで汁と混ぜる
最終手段になりますが、味付けがされていないお野菜やささみなどを茹で、そのゆで汁を混ぜてあげます。
いつも食べているフードをふやかした後のお汁でも大丈夫なので、全然お水を飲む気配がないときは試していただければと思います。
〇お水を飲ませるときの注意点〇
1、ミネラルウォーター(硬水)はNG!
尿疾患の1種の結石を作ってしまう原因になる可能性があるためやめておきましょう。
2、花瓶のお水も要注意!
お花の中には、動物に対して有害な物質を持つ種類もあります。特にユリの花は猫さんに対して強い毒性を持っているため、誤って花瓶のお水を飲まないよう十分に気を付けましょう。
3、調味料もNG!
動物にとって人間の食べているものは味付けが濃く、匂いもするのでご飯を食べていると可愛くちょうだい♡とおねだりする子も多いのではないかなと思います。ただ、人間の食べ物は動物にとって塩分をとりすぎてしまい病気の原因になることもありますので、調味料などは使わず素材の味で工夫していただければと思います。(あげてはいけないお野菜もあるので要注意)
以上が、お水を飲んでもらう工夫と注意点のご紹介になります。ますます暑くなる日々ですので、飼い主様も体調を崩さないようお気を付けください:)