こんにちは!看護師の熊野です。
夏が近づいてきましたね!季節の変わり目で体がしんどくなりなりますね…
体調管理には気を付けてお過ごしください。
第六弾の動物は、シロフクロウについてお話します。
・シロフクロウってどんな動物?
→シロフクロウは鳥綱フクロウ目フクロウ科の動物で、全長50~65cm(翼を広げると130~165cm)体重1~3kgほどでフクロウの中でも大型に分類されます。
成熟したオスがほぼ純白なのに対し、メスと若鳥は黒や褐色の細かいしま模様があり、オスよりもメスのほうがやや大きいです。(雛の羽毛は灰色がかっている)
見た目は足の指まで羽毛が生えており、目の虹彩は黄色で、くちばしは黒いです。歩行速度はフクロウとしては速いが、鍵爪であるためにスマートな移動はできません。
寿命は20年程です。フクロウ の中でも大型なシロフクロウは長寿の持ち主です。
フクロウというと夜行性のイメージがありますが、シロフクロウは日中でも活動する傾向にあります。
これは、生息域である北極圏で夜になっても太陽が沈まず周囲が明るい白夜のもとで生活をしているため、日中に活動するようなったと考えられています。
シロフクロウの性格は、オスメスともに気性が荒めです。
そのため、人に懐かせることは容易ではありません。
野生の動物なので、犬や猫のように人間に懐くということは基本的にありません。
「森の賢者」という異名を持つシロフクロウは、賢い頭脳の持ち主です。
めったに木にとまることはなく、切り株などの見通しの良い高い場所に止まって獲物を探します。
狩りは朝夕に多く行われる。主な獲物はレミングやヤチネズミなどの小型ネズミ類で、稀にカモ類などを捕食することもある。
レミングの掘ったトンネルの上でぴょんぴょんと飛び回りその音に驚き顔を出したところを捕まえたり、人の仕掛けた罠の位置を記憶して罠にはまった動物を自分の手柄にするという賢さも持ち合わせています。
・シロフクロウってどんな所に住んでる?
→普段は北極周辺のツンドラ地帯と呼ばれる、コケなどが生えて開けたあまり木の生えていない地域にいます。
日本でも北海道で稀に見られることがあるそうです。
・シロフクロウの夫婦生活は?
→シロフクロウは、1度ペアになると同じ相手と生涯を共にします。
春から秋にかけて繁殖シーズンとなり、北の地域に移動して行います。
メスは高台に巣を作り、巣の周り(1.5~6.5平方メートルほど)は縄張りになる為、オスは敵が近づいてくると攻撃し長距離で1㎞も追いかけ回すことがあるそうです。
メスは一日おきに卵を産み(個数はだいたい3個~11個)温めます。オスは巣にご飯を運んでくれます。
皆さんは、シロフクロウと聞いてどんなイメージを持っていますか?
【ハリーポッターに出てくる鳥さん】や【白くてフワフワして大人しそうな鳥さん】などのイメージが多いかと思いますが、そんなイメージ覆してくれるのがシロフクロウの魅力だと思います。
少しでもシロフクロウに興味をもってもらえたら嬉しいです!
お付き合いありがとうございました!