こんにちは。

今回はシャンプーについて紹介したいと思います。

シャンプーを行う前にブラッシング コーミング 耳掃除は済ませておきます。

ブラッシング コーミングをせず縺れが残ったままの状態でシャンプーを行うと縺れが取りにくくなるだけでなく、汚れを落としにくくなるので縺れは取り除いておきます。

耳掃除が済んでいないと耳の中の汚れが被毛に付着する場合があります。

 

お湯の温度

お湯の温度は38℃を目安に設定し、常に自分の手で温度の変化の確認を行います。

熱すぎるお湯では犬が疲れるだけでなく、時に火傷等の事故に繋がる場合があります。

 

ソーキング

ソーキングとはシャンプー前にお湯で被毛を濡らす事です。

お湯の温度の確認ができたらお湯をかけていきます。

この時、ただお湯を掛けるだけでは、水分は充分毛に行き渡りません。これは毛流と水を脂質等によって弾く性質(撥水性)の為です。

なので、手やシャワーヘッドを使い、地肌までしっかり濡らします。

お湯をかける順序は後ろから頸へと進め、最後に頭部や顔も充分に濡らします。

このソーキングによって汚れの70%~80%が洗い流されます。

 

シャンプー

シャンプーは二度洗いが基本です。

皮膚被毛の状態によってシャンプー剤の選択を行います。

シャンプーの順序はソーキングの時と同様、頸から後ろから洗い始め、最後に頭部、顔にもシャンプー剤を行き渡らせます。

耳の内側、内股、パットの間等にも充分行き渡らせます。

二度目のシャンプーでは、指や手の平を使い丁寧に洗います。

特にお腹、足先、足の裏、肛門の周囲、目元や耳の裏等を丁寧に洗って下さい。

シャンプー後のすすぎはシャンプー剤が残らないように充分にすすぎ、特に脇、お腹、内股のすすぎ残しに注意し、手にお湯を溜める様にしてすすぎます。

目にシャンプー剤が入っている事が考えられる為、すすぎの最後には必ず、再度目を優しく洗い流す事を忘れないで下さい。

時にシャンプー剤による、目のトラブルが生じる場合があります。

以上がシャンプーの際のポイントや注意点です。

ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。