爪ってどこまで切れるの?
2014年2月13日 その他
まだまだ冷え込みが厳しいですがみなさん体調を崩されてはいませんか?
今回は、診察室でよく爪ってどこまで切れるの?と質問されるので簡単にお話します♪
まず、足裏(パッド)の高さに合わせて爪の長さを切ります
爪の色が透明であれば爪のピンク色になっている所が血管なので白くなっている部分は切っても血は出ません。
しかし、全部の動物の爪が透明ではありませんね(;一_一)
黒爪の場合、どうやって血が出ないように切ればいいの?という疑問が残りますね
黒爪の場合でも血が出ないように見極める事が出来ます(^O^)/
まず、足裏(パッド)の高さに合わせて爪の長さを切ります。
次に、爪の角を落とすように少しずつ切っていきます
その時に爪の断面を見て下さい
初めは爪の断面が白っぽくカスカスの断面になっているんですが
血管ギリギリの所で爪の断面図の中心が鉛筆の芯のようになってきます。
それ以上爪を切ってしまうと血が出てしまうので注意してください。
血が出てしまった場合は血の出ている箇所をコットンで拭き取り、
食卓にある小麦粉をぎゅっと押しつけ止血して下さい。
止血をしても止まらない場合は、一度病院にご連絡ください。
爪の断面図について分かりやすく写真も載せておきますね(^O^)
爪を切る前の断面図
爪を切った後の断面図
お薬飲まない時どうする??
2014年2月7日 その他
先週は暖かかったのに、今週はまたまた寒くなりましたね(>_<)
気温差で体調崩されていないですか?
ところで皆さんの愛犬・愛猫は、病院で処方されたお薬はしっかり飲めていますか?
受付で飼い主さんとお話をしている際、
「飲ませるの難しい~ご飯に混ぜても食べない(-_-;)」
というご意見を頂くことが多いような気がします。
症状を改善するためのお薬でも飲めないと意味がありませんよね…
ということで、今回は投薬について少しお話します♪
①いつものフードをふやかして薬入りフードボールを作ってみよう!
フードを10粒程ふやかし、つぶして練ります。
丸めるくらいの硬さになったら、手のひらに伸ばして薬を真ん中にかけて丸めます。
そのフードボールをいつものフードの上(真ん中)に乗せます。
ワンちゃんは、真ん中から食べる習性があるので真ん中に乗せるのがポイント♪
②少量の砂糖水で溶いてスポイドであげてみよう!
ほんの少量のお砂糖と水1~1.5mlに薬を溶いてスポイドで吸って、
口の横から少しずつ入れてあげます。
口周りを触ると怒る子やよだれを垂らしてしまう子には不向きですね…
③少量のはちみつに練って歯茎に塗ってみよう!
はちみつは粘り気があるので、歯茎に塗っても吐き出そうとして舌を
動かすうちに’あれ?飲んじゃった!’とうまく飲んでくれることがあります(^_-)
はちみつを塗りやすいところは、上の歯茎です!
口唇をペロっとめくって塗ってあげましょう♪
今回お伝えした投薬方法はいかがでしたか?? その他にもいろいろな方法や
投薬の為のアイテムがありますので上記の方法でダメだった~という方はお気軽に
ご相談ください♪
スピードトリミングセミナー
2014年1月20日 スタッフ日記
1月16日(木)に、今話題のスピードトリミングについてのセミナーに参加させていただきました。
☆スピードトリミングとわ
1時間でわんちゃんのシャンプーからカットまでを終わらせてしまうことが出来るとゆうもので、わんちゃんにかかる負担が少ないトリミングです。スピードトリミングはアメリカではあたりまえであり、スピード重視のアメリカに対し、日本では泥パックやマイクロバブルなどのサブメニューが発達したこともあり一頭にかかる時間が長いといわれてます。
今回は、日本でのスピードトリミングの先駆者でTALLTREEとゆうお店の店長さんでもある高木 美樹さんのお話をお聞きしました。
この方は、みずからアメリカへ留学し直接スピードトリミングを学ばれたこともあり、お話の内容はとても勉強になりました。わたしどもも、今回のセミナー内容をいかし、わんちゃんにかかるトリミングの負担を減らせるように日々努力してゆきたいと思います。
トリマー:柴山
スピードトリミング セミナーに参加しました
2014年1月20日 その他
こんにちは。トリマーの山下です。
1月16日(火)に株式会社ライトハウスさん主催 高木美樹先生によるセミナーに参加しました。
今回のセミナ-では短時間で仕上げるためのシャンプー・ドライング・カット方法や道具の使い方などを学びました。
今までは学校で学んだことを忠実に守ってトリミングを行っていましたが、高木先生のスピードトリミングは全く違った作業内容だったので、とても勉強になり早速日々のトリミングに取り入れたいと思いました。
また、効率よく負担をかけないトリミング理論が素晴らしく、犬を第一に考えトリミングを行うことの大切さを再確認しました。
4時間の講習でしたが、テンポの良い話され方、わかりやすい説明であっという間に終わってしまいました。
今回の内容とは違ったセミナーも行うとの事なので、積極的に参加していきたいと思います。
腎臓の指標、BUNとCRE
2014年1月10日 スタッフ日記
血液検査では、腎臓の数値とも呼ばれるBUNとCREという項目があります。
どのようなものなのでしょうか?
●BUN (血液尿素窒素)
ご飯に含まれるタンパク質は、吸収されると血液にのって肝臓へと運ばれます。
肝臓では、エネルギー源と残りかす=アンモニアに分解され、体に不必要なアンモニアはそのまま速やかに尿素に変換されます。
本来尿素は血液から→おしっこへと移動し体外へ捨てられます。しかし、腎臓に不具合があるとこの移動が困難になり、血液中に残る量が多くなります。
また出血や感染症など、体の中でタンパク質が壊される作用が進んだ時や高タンパク食を続けた場合も、血液中の尿素は増加します。
●CRE (クレアチニン)
筋肉に貯蓄しているエネルギー源、クレアチンが使われ分解されたものがクレアチニンです。他に使い道のないクレアチニンは、そのまま血液から→おしっこへと捨てられます。
BUNとは異なり、食事などほかの影響を受けないため、より腎臓の機能低下を反映していると言われています。
獣医師:松崎