皆さんこんちは!
看護師の松本です。
少しずつではありますが過ごしやすい季節になってきました。
今回はワンちゃん、猫ちゃんの歯の病気についてお話ししたいと思います。
みなさんは自分の子の口内(歯)を気にしたことはありますか?
普段あまり気にしていなくても、実は意外な病気が隠れていたりするんです。
今自分の子の口内を見てみて、歯茎が少し腫れていたり、
赤くなったりしていませんか?
こういった症状の子は歯肉炎であ可能性があるんです。
歯肉炎とは歯茎が炎症を起こしている状態のことをいい、
触ったりすると嫌がるのもサインの一つです。
こういった子にはお薬を処方したりして炎症を抑える治療をします。
また口臭がきつかったり、歯がグラグラしている子は
歯肉炎よりひどい歯周病である可能性が高いんです!
歯周病とは歯茎が炎症を起こしているうえに
歯茎や歯を支える骨までも溶かしてしまう恐ろしい病気なんです。
よくテレビのCMなどで歯周病、歯槽膿漏といった言葉を
聞いたことがあると思います。
人間と同じようにワンちゃん、猫ちゃんも歯周病、歯槽膿漏になってしまうんです!
最近ご飯の食いつきが悪い、ご飯を食べるのに時間がかかる、
口をよく気にするなど何か心当たりのあることはありませんか?
『ご飯を食べない=ご飯が合わない』と考えられる方もいらっしゃいますが、
意外と歯が原因であることも多いんです。
もし何か少しでも異変を感じたら動物病院に行くことをお勧めします。
今回はワンちゃん、猫ちゃんの歯の病気についてご紹介しましたが、
他の動物にも歯の病気はあるのでお気軽に当院スタッフにご相談ください。