あけましておめでとうございます!看護師の佐々木です🐈
2025年が始まりもう一か月が経とうとしていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
まだまだ寒い日が続きますが健康に気を付けて残りの冬も元気に乗り越えましょう✨

さて、今回のブログは膀胱炎について紹介させていただきます。
膀胱炎は大きく分けて3種類あり細菌性膀胱炎、結石による膀胱炎、特発性膀胱炎(非細菌性膀胱炎)、があります。

細菌性膀胱炎は特にワンちゃんに多くお尻や消化管に常在する大腸菌やブドウ球菌が、尿道を介して膀胱に感染、炎症を起こすことにより発症します。
結石による膀胱炎は、膀胱内に結石ができ、その結石が膀胱内を傷つける事により発症してしまいます。
特発性膀胱炎(非細菌性膀胱炎)は猫ちゃんに多く原因がはっきりしておらずストレスなどにより発症することが多いと言われています。

膀胱炎の症状としては頻尿、血尿、排尿痛(おしっこする時に痛そうにしている)、尿しぶり(おしっこを出しにくそうにしている)、トイレ以外の場所で粗相をする、おしっこに血が混じっているなどが挙げられます。

膀胱炎は治療が遅れてしまうと重症化してしまうおそれがあり、悪化すると命にも関わる病気に繋がります。できるだけ早く異常に気づき、治療を開始できるようにしっかりと対策をし、異変に気づいたら早めに病院を受診することが大切です。

また、膀胱炎は再発しやすいのでしっかりと対策を取ることが大切です。
膀胱炎の対策として…
●おむつやマナーウェアを着ける場合はこまめに変える
●トイレを清潔に保つ
●トイレの数を増やす
→猫ちゃんは頭数+1個が理想とされています
●飲水量を増やす
→ウェットフードにする・水食器を動きのあるものにするなど
●運動量を増やす
→おもちゃで遊ぶ・おさんぽ時間を長くするなど
●部屋の温度を温かくす

などがあります✨

特に冬は寒さからのストレスや運動量・飲水量の低下で膀胱炎を発症しやすいです。
お家の子の性格や好みに合わせてしっかりと対策をし、予防していきましょう!