• HOME »
  • ブログ »
  • その他

その他

爪ってどこまで切れるの?

まだまだ冷え込みが厳しいですがみなさん体調を崩されてはいませんか?

 今回は、診察室でよく爪ってどこまで切れるの?と質問されるので簡単にお話します♪

  まず、足裏(パッド)の高さに合わせて爪の長さを切ります

爪の色が透明であれば爪のピンク色になっている所が血管なので白くなっている部分は切っても血は出ません。

しかし、全部の動物の爪が透明ではありませんね(;一_一)

 黒爪の場合、どうやって血が出ないように切ればいいの?という疑問が残りますね

 黒爪の場合でも血が出ないように見極める事が出来ます(^O^)/

まず、足裏(パッド)の高さに合わせて爪の長さを切ります。

次に、爪の角を落とすように少しずつ切っていきます

その時に爪の断面を見て下さい

初めは爪の断面が白っぽくカスカスの断面になっているんですが

血管ギリギリの所で爪の断面図の中心が鉛筆の芯のようになってきます。

それ以上爪を切ってしまうと血が出てしまうので注意してください。

血が出てしまった場合は血の出ている箇所をコットンで拭き取り、

食卓にある小麦粉をぎゅっと押しつけ止血して下さい。

止血をしても止まらない場合は、一度病院にご連絡ください。

爪の断面図について分かりやすく写真も載せておきますね(^O^)

爪を切る前の断面図

DSC00911

 

 爪を切った後の断面図

DSC00909

 

お薬飲まない時どうする??

先週は暖かかったのに、今週はまたまた寒くなりましたね(>_<)
気温差で体調崩されていないですか?

ところで皆さんの愛犬・愛猫は、病院で処方されたお薬はしっかり飲めていますか?
受付で飼い主さんとお話をしている際、
「飲ませるの難しい~ご飯に混ぜても食べない(-_-;)」
というご意見を頂くことが多いような気がします。
症状を改善するためのお薬でも飲めないと意味がありませんよね…
ということで、今回は投薬について少しお話します♪

①いつものフードをふやかして薬入りフードボールを作ってみよう! 
 フードを10粒程ふやかし、つぶして練ります。
 丸めるくらいの硬さになったら、手のひらに伸ばして薬を真ん中にかけて丸めます。
 そのフードボールをいつものフードの上(真ん中)に乗せます。
 ワンちゃんは、真ん中から食べる習性があるので真ん中に乗せるのがポイント♪

②少量の砂糖水で溶いてスポイドであげてみよう! 
 ほんの少量のお砂糖と水1~1.5mlに薬を溶いてスポイドで吸って、
 口の横から少しずつ入れてあげます。
 口周りを触ると怒る子やよだれを垂らしてしまう子には不向きですね…

③少量のはちみつに練って歯茎に塗ってみよう!
 はちみつは粘り気があるので、歯茎に塗っても吐き出そうとして舌を
 動かすうちに’あれ?飲んじゃった!’とうまく飲んでくれることがあります(^_-)
 はちみつを塗りやすいところは、上の歯茎です!
 口唇をペロっとめくって塗ってあげましょう♪

 今回お伝えした投薬方法はいかがでしたか?? その他にもいろいろな方法や
 投薬の為のアイテムがありますので上記の方法でダメだった~という方はお気軽に
 ご相談ください♪

スピードトリミング セミナーに参加しました

こんにちは。トリマーの山下です。

1月16日(火)に株式会社ライトハウスさん主催 高木美樹先生によるセミナーに参加しました。

今回のセミナ-では短時間で仕上げるためのシャンプー・ドライング・カット方法や道具の使い方などを学びました。

今までは学校で学んだことを忠実に守ってトリミングを行っていましたが、高木先生のスピードトリミングは全く違った作業内容だったので、とても勉強になり早速日々のトリミングに取り入れたいと思いました。

また、効率よく負担をかけないトリミング理論が素晴らしく、犬を第一に考えトリミングを行うことの大切さを再確認しました。

4時間の講習でしたが、テンポの良い話され方、わかりやすい説明であっという間に終わってしまいました。

今回の内容とは違ったセミナーも行うとの事なので、積極的に参加していきたいと思います。

 

シャンプーについて

こんにちは。

今回はシャンプーについて紹介したいと思います。

シャンプーを行う前にブラッシング コーミング 耳掃除は済ませておきます。

ブラッシング コーミングをせず縺れが残ったままの状態でシャンプーを行うと縺れが取りにくくなるだけでなく、汚れを落としにくくなるので縺れは取り除いておきます。

耳掃除が済んでいないと耳の中の汚れが被毛に付着する場合があります。

 

お湯の温度

お湯の温度は38℃を目安に設定し、常に自分の手で温度の変化の確認を行います。

熱すぎるお湯では犬が疲れるだけでなく、時に火傷等の事故に繋がる場合があります。

 

ソーキング

ソーキングとはシャンプー前にお湯で被毛を濡らす事です。

お湯の温度の確認ができたらお湯をかけていきます。

この時、ただお湯を掛けるだけでは、水分は充分毛に行き渡りません。これは毛流と水を脂質等によって弾く性質(撥水性)の為です。

なので、手やシャワーヘッドを使い、地肌までしっかり濡らします。

お湯をかける順序は後ろから頸へと進め、最後に頭部や顔も充分に濡らします。

このソーキングによって汚れの70%~80%が洗い流されます。

 

シャンプー

シャンプーは二度洗いが基本です。

皮膚被毛の状態によってシャンプー剤の選択を行います。

シャンプーの順序はソーキングの時と同様、頸から後ろから洗い始め、最後に頭部、顔にもシャンプー剤を行き渡らせます。

耳の内側、内股、パットの間等にも充分行き渡らせます。

二度目のシャンプーでは、指や手の平を使い丁寧に洗います。

特にお腹、足先、足の裏、肛門の周囲、目元や耳の裏等を丁寧に洗って下さい。

シャンプー後のすすぎはシャンプー剤が残らないように充分にすすぎ、特に脇、お腹、内股のすすぎ残しに注意し、手にお湯を溜める様にしてすすぎます。

目にシャンプー剤が入っている事が考えられる為、すすぎの最後には必ず、再度目を優しく洗い流す事を忘れないで下さい。

時にシャンプー剤による、目のトラブルが生じる場合があります。

以上がシャンプーの際のポイントや注意点です。

ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。

しっぽでわかる猫の気持ち ~後編~

こんにちは、冬到来ですねっ!!

日中は太陽の光で温かいですが朝晩は身に染みるような寒さですね(>_<)

今回は、前回の続きの 「しっぽでわかる猫の気持ち~後編~」についてお話します。

 

 ◆立ったまましっぽを大きくゆっくり振っている

 見慣れない物を見つけたときに良く見せる仕草です

「何だろう?」と驚きながら観察している状態なので、すぐに飛びつくことはないけれど、興味津々やや興奮状態です

 ◆しっぽを大きくゆっくり振る

機嫌のいい状態で、リラックスしているときや安心しているときです

何かを見ながらゆらゆらと動かし、ピタッと止まることを繰り返すのが多く、

しっぽの先だけをゆっくり動かすこともあります

 ◆小さく早くしっぽを動かす

猫のしっぽは、小さい感情の時は小さく、大きい感情の時は大きく動きます

落ち着かない何か不安なことがあるかもしれません

 ◆左右にしっぽを振る

リズムをつけブンブンと左右にしっぽを振るときは、

強いんだぞという闘争心のあらわれのようです

犬と違い、うれしいから振るわけではないようです

 ◆大きくバタバタと激しくしっぽを振る

 しっぽをパタパタと早く大きく左右に振るときは、イライラする時、怒っている時です

不機嫌な状態なので、撫でず、構わず、そっとしておきましょう

 ◆しっぽの先をピクピクと振る

 獲物を見つけたとき、何かに気を取られてる時、考え事をしている

ピクリと動くことがあります

 ◆寝ているときにしっぽの先だけ小さく振る

 寝ている時などに、そばを通ったり名前を呼ぶと、しっぽの先だけパタパタと小さく動かすことがあります

呼ばれたけど起きるのが面倒なので、しっぽだけで答えています

 ◆座っている時、縦にしっぽをゆっくりパタパタとする

 これから何をしようかと考えているときに良く見せるしぐさです

食べる物も食べ、天気もいいので、外に行こうか寝るか遊ぼうかと、外を眺めながら次の行動を考えている状態です

 細かいですがいろいろと意味がありますね(^^♪

上記に挙げた以外にもまだまだあると思いますので、

お家の猫ちゃんを観察してみて下さい♪

« 1 46 47 48 54 »

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © きど動物病院ブログ All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.