今春から本院でお世話になっている獣医師の竹花潔（タケハナキヨシ）です。

今年北海道の大学を卒業し、実家のある大阪へと戻ってきました。

宜しくお願いします。

大阪は北海道と比べ暖かく、三寒四温とこの時期は非常に住み心地のよい気候となっています。

しかしその反面、北海道に比べると花粉が多く舞っており、この季節マスクは欠かせない人も少なくないのでは？

かくいう自分も花粉症で、犬の散歩を５分１０分するだけで、目がショボショボでくしゃみが止まりません。辛いですよね。

でも辛いのは人間だけじゃないと知っていましたか？

近頃は犬の花粉症も急増しているようです。

犬の花粉症の原因はスギ・ヒノキ・ブタクサなどが多く、人の花粉症と同じ植物が由来となっています。

特にブタクサは５～８月がシーズンのキク科の植物なので、まさにこれから！注意が必要ですね。

ブタクサは元々は日本にはなかった外来種の雑草ですが、今では少し探せばいたるところに生えています。

よそものの花粉に苦しめられるとはなんとも悔しい限りです。

愛犬の散歩後、家に入る前に毛や衣服についた花粉を払い落とすのも十分予防になるので、少し気を使ってみるのもいいかと思います。