その他
皮膚炎に関して
2018年7月8日 その他
こんにちは。
皆さん大雨の影響は大丈夫でしたか?
今回は皮膚炎に関してご説明させていただきます。
動物病院での症例の中で一番多いのが皮膚炎です。
皮膚の表面は角質層と皮脂膜というもので覆われています。この2つがスキンバリアといわれ天然の保護膜を形成しています。角質層と皮脂膜が傷つきスキンバリアが崩れてしまうと皮膚炎を起こしてしまいます。
皆さんのところのワンちゃんはフケ、ベタつき、乾燥皮膚、毛並み、脱毛などに悩んでいませんか?
当院ではそんなワンちゃんのために皮膚を保護する、デルモセント 〜エッセンシャル〜 というサプリメントなども取り扱っております。
使用方法が簡単なスポットオンタイプです。
〈効能〉
★スキンバリアの保持
★フケ、皮脂、不快臭のコントロール:10種類のエッセンシャルの相乗効果
★毛並みを健やかに保持
★皮膚の保護:皮膚の潤いとバランスを整える
効果には個体差がございますが、ご相談だけでも承りますので、お気軽にお声がけください。
動物看護師 川浦
夏のお留守番について
2018年7月1日 その他
犬のルーツ Part2
2018年6月2日 その他
こんにちは。看護師の上田です。
だんだん暑くなってきましたね。もうすぐ夏です!みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて前回の犬のルーツの続きということで今回もお話ししていこうと思います。
今回も2グループ紹介しますね。
●獣猟犬(テリアグループ)
ネズミやキツネなど畑を荒らす動物たちを捕まえたり、追い出す仕事を任されていました。
テリア犬が獲物を巣の奥に追い詰め、猟師がスコップで仕留めたりしていたそうです。
テリアにもたくさんの種類がいますが、それは地域によってニーズが違ったためその土地に合わせて改良されていたためです。そのためヨークシャテリア、アイリッシュテリアなどその土地にちなんだ名前が付いています。
テリア系の性格は頑固で自分のテリトリーを守ろうとするタイプです。
また狩りをしていたので運動能力があるため体力を持て余すこともあります。
可愛らしい見た目とは裏腹に攻撃的でよく吠えることがあるため、子犬のときからのしつけが重要になってきます。
●牧羊犬(ハーディンググループ)
鋭い嗅覚や聴覚、脚力を利用し、羊などの群れを狼から守ったり、群れをまとめたりする仕事をしていました。
運動能力が高く、体力もあるので体力を持て余さないようにしてあげるといいですね。
タイプが2つあります。
○ヘッダータイプ
常に家畜の前に回り込み、前方から牽制し群れをまとめるタイプです。
人と連携して群れをうまくまとめていたのでこのタイプは協調性のある子たちが多く、注意深く、観察力があります。羊を追っているうちに興奮して噛んでしまうようではダメなので攻撃性のないことも重要だったそうです。
犬種としてはボーダーコリー、シェットランド・シープドッグなどです。
○ヒーラータイプ
後方から近づき、かかとを噛んで群れをまとめていたタイプです。
ヒール(かかと)が由来です。
協調性があり、体力、持久力がありあます。
代表的なのはコーギーです。コーギーの足が短いのは頭の位置が低い方が足を噛むのに都合がいいからです。
さあどうでしたかみなさんのわんちゃんは当てはまりましたか?
まだ紹介できていないグループもありますので、また次回紹介していきますね。
少しでも一緒に生活する上で参考になればと思います。
アロマセラピーについて
2018年5月12日 その他
こんにちは!トリマーの長友です(^▽^)/
今日はアロマセラピーについてお話します。
植物からとった精油を治療に使う療法をアロマセラピーといいます。
人間の生活の一部として取り入れられ、有効性も認められています。
動物界においても野生で生活しているとき、植物やハーブ・果物の香りによって自分自身をいやしたり、摂取することで健康管理をしています。
現在、ペット化が進むことで、ペット自身もあらゆるストレスを抱えていますので、アロマセラピーを施し、出来るだけ自然と一体化できるような気分にしてあげることが大切なのです。
人間にもアロマセラピーはありますが、ワンちゃんに施すアロマセラピーと人間のアロマセラピーで違いがあると思いますか?
実はアロマオイルに違いがあるのです。
ワンちゃんは、嗅覚が人間と百万倍~一億倍違うと言われています。
そのため、人間用のアロマオイルを直接使用すると、香りが強すぎて刺激になってしまいます。
また、人間と同じ香りが好きとは限りません。したがって、アロマオイルを構成する精油成分が当然異なります。
なので、ペット専用のアロマオイルを使うことが大切なのです。
そして、香りといえば香水もありますが、香水とアロマオイルとは全く違います。
まず、アロマオイルは持続性を目的としたものではありません。
なぜならば、施術中に自然の香りを皮膚や体内に取り込み、リラクゼーションすることが最大の目的だからです。
したがって、香水と違い香りを残す目的では使用しません。
強い香りは、ペットにストレスを与えてしまい、ある意味虐待にあたるので、人間が使う香水をペットに使うのは、やめてあげましょう。
どうしても香りを持続させたいのであれば、嗜好性の良いペット用の香水またはオードトワレを使用してください。
アロマセラピーを施術するときは、ワンちゃんが好きな香りのアロマオイルを選んであげることが大切です。
施術するときは、香りをトリマーさんとしっかり相談して選んであげましょう(⌒∇⌒)