こんにちは!看護師の松本です。
梅雨の季節、毎日雨ばかりで嫌になりますね💦
さて今回は狂犬病についてお話ししたいと思います!
ワンちゃんを飼っている人はよく狂犬病という単語を聞くと思いますが
一体どんな病気かご存じでしょうか?
ご存じの方も、知らなかった方もこの機会にぜひ知っておきましょう!
狂犬病は犬の伝染病で、ウイルスが原因で起こる病気です。
ウイルスを持つ犬、猫、コウモリなどに嚙まれたり、ひっかかれたりする事で
感染し、その後死に至るというとても恐ろしい病気です😿
このような人や家畜も感染する病気を「人畜共通感染症」と言います。
また狂犬病に感染すると水を飲んだり、見たりするだけで、
呼吸困難になることから別名「恐水病」とも呼ばれています。
日本でも1950年以前は狂犬病にかかった犬が多く、
人も感染し亡くなっていたんです😲
そこから7年の月日を経て、1957年に狂犬病を根絶!
それ以降狂犬病は発生しておらず、狂犬病根絶国となっています。
しかしながら、他国ではいまだに狂犬病が根絶している国は少なく、
海外からの往来もあるため、現在も狂犬病予防は必要であり、
法律で定められています。
ワンちゃんは生後91日以上、お家にお迎えしてから30日以内に
狂犬病予防注射を打ち、役所などに登録しなければなりません。
毎年4月から6月は狂犬病予防強化月間となっておりますが、動物病院では
一年中いつでも打つことができます。
役所からの書類が届いたらすぐに打たなければいけない!と思われる
飼い主様も多くいらっしゃいますが、年に一度の接種で大丈夫なので
前年の何月に打っているかを確認し、体調の良い日でお越しください。
またアレルギー症状が出た場合のことを考え、なるべく午前中に来院することを
お勧めします。
今回は狂犬病についてお話させていただきました。
狂犬病についてご不明点などがございましたら、ご遠慮なく当院までご連絡ください。
看護師 松本