こんにちは。少しずつ暖かくなってきましたね!

花粉症のわたしにとっては少しつらい季節です( ;∀;)みなさんはお元気にお過ごしでしょうか

さて今回はわんちゃん・ねこちゃんにとって危険な食品を紹介していこうと思います。

<ネギ類>ねぎ・たまねぎ・にら・にんにくなども含みます!

ネギ類には犬・猫の赤血球に対して毒性のある物質(アリルプロピルジスルフィド)が含まれています。

食べてしまうと貧血や血色素尿、嘔吐、下痢などを引き起こします。

しかもこの物質は過熱しても破壊されないため、すきやきやハンバーグのように成分が溶け出したお料理にも注意が必要です!!

<チョコレート・カカオ>

チョコレートの原料カカオにはテオブロミンという物質が含まれています。チョコレートの入っているお菓子やココアなど飲み物にも含まれています。この物質をたくさん摂取すると心臓の血管や中枢神経に作用して神経症状を引き起こします。

症状としては痙攣、嘔吐、下痢、発熱、失禁などです。

とくにわんちゃんは甘いものが好きなため盗み食いなどに注意が必要です!

<コーヒー・紅茶>

これらにはカフェインが含まれています。カフェインを過剰に摂取すると中枢神経を興奮させてしまいます。

症状としては嘔吐・興奮・不整脈などです。

<キシリトール>

キシリトールは犬が過剰摂取すると血糖値を急激に下げてしまいます。

症状としては低血糖、意識消失、昏睡、痙攣、肝障害です。

キシリトールを多く含む食品はガム、あめ、歯磨き粉、いちご、カリフラワー、ラズベリーなどがあります。

<鶏・魚などの骨>

成分自体に影響を及ぼすものは含まれていませんが、骨を与える際には注意が必要です!

鶏の骨は簡単に割れるし、先がとがった状態になるので胃や腸に詰まったり傷をつける可能性があります。

また牛のひづめのおもちゃも硬すぎて犬猫の歯を傷つけてしまう可能性があります!

<観葉植物>

アイビー、アジサイ、すずらん、シクラメンなどです。

これは食べ物ではありませんが、観賞用としておいてあることがあるので注意が必要です。

 

今回ご紹介したのは一部のものですが、危険な食べ物けっこうたくさんありますね!

犬ちゃん猫ちゃんたちは自分で食べていいものといけないものの判断ができないので、普段からよく観察してあげましょう(´ω`*)

なにか変わったことがあれば気軽に病院にご相談くださいね!

担当:上田