新年明けましておめでとうございます!
私は今年で働き始めて3年目の年明けになりますが、毎年感じていることがあります。
年末年始の休暇中や休暇明けに下痢で来院されるわんちゃん、猫ちゃんが多い!ということです。
年末年始にペットさんが下痢をしてしまった、、、
経験された方も少なくないのではないでしょうか!
年末年始のいつもと違うバタバタした雰囲気があったり、親戚の集まりなどで初対面の人と会う機会も増えるかと思います。これは動物さんたちにとっては不安だったり落ち着かなかったりと、ストレスにつながっている可能性がありますφ(・_・
ストレスは下痢の原因の1つなのです!
今回はストレスと下痢の関係についてお話ししたいと思います。
ストレスがかかると、自律神経に影響を及ぼします。自律神経はその名の通り、自分の意思とは関係なく働く神経で命の維持に関係する部分をコントロールしています。
自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、ストレスがかかり交感神経系が過度に緊張してしまうと腸の動きを抑制し「便秘」になります。
副交感神経系が過度に緊張すると腸の動きを促進し下痢になってしまいます。
このような仕組みがあり、下痢をしてしまうのです。
ストレスから下痢をしてしまったとき、どのように対処しますか?(゚ω゚)
ストレスの原因を取り除くことが大切です。
そして腸に刺激を与えないようにしましょう!
こ腸を刺激するような食事は避けましょう。
- 脂肪の多いもの
- 繊維の多いもの
- 冷たい水
- 食事量が多い
- 消化に悪いもの
上記のものはなるべく避けるようにすると良いでしょう。
また、1回に食べる量が多いと腸に刺激を与えますので、1日に必要な食事量を2回ではなく3~4回に分けるのもよいでしょう。
冷たい水は刺激になります。できればぬるま湯を少しずつ飲ませるようにしましょう。
これで徐々に落ち着く事もありますが、そうでない事もあります。悪化する事もあるかもしれません。
そのような時は病院にご相談くださいね!
看護師 角谷