こんにちは。トリマーの山下です。
今回はリボンが原因となるトラブルについてご紹介させて頂きます。
トリミング終了時、耳にリボンをつける場合がありますが、付け方を間違えてしまったり、本人が気にして引っ張ったりした場合などトラブルが起こることがあります。
リボンをつける際はセット・ペーパーという被毛を保護する紙を使用し、セット・ペーパーで毛を巻いてからリボンをつけます。
セット・ペーパーで被毛を巻く事をラッピングと表現します。
血行不良
ラッピング時に被毛を不自然に引っ張り、皮膚に引きつれが起こると、その部分が変色などを起こす場合があります。
被毛、皮膚を傷める
リボンを肢で掻く、他の犬がじゃれて引っ張るなどすると、被毛が抜けたり、切れたりします。
絡まりやすいリボンや不適切なつけ方は毛玉の原因にもなります。
誤飲
取れたリボンを自分で誤って飲んだり、兄弟犬などと一緒に飼っている場合、リボンにじゃれた他の犬が飲み込んでしまうことがあります。
このようなトラブルを起こさない為には、リボンがブラブラしたり、耳を気にして肢で掻くような仕草がみられたときには、すぐに外す必要があります。
当院ではリボン・バンダナをお選びいただけますので、トリミングの際はお気軽にお声掛け下さい。