こんにちわ!
トリマーの長友です。
今回はワンちゃんの爪についてお話します。
爪は皮膚の表皮層から爪母基によって作られ、爪半月を経てから角質化が始まるという流れになります。爪はケラチンを主成分とすたんぱく質でできていて、一日平均0.1mm伸びています。
古来オオカミや野犬などは爪を切ったり爪を研いだりはしませんが、爪が伸びすぎてしまうことはありません。これはオオカミや野犬などが普段から岩場や野山など、かなりの距離を自由に走ったり歩いたりしていたからです。
しかし、お家で飼われているワンちゃんは散歩をきちんとしていても、野山や岩場で遊ばせたりしている訳ではないので知らず知らずのうちに伸びていることがあります。それに最近は散歩に行かず、お家で過ごすワンちゃんが増えているので、爪が削れることがほとんどなくなっています。
爪が伸び続けると爪が巻いて肉球に刺さってしまったり、刺さらなくても最近、床がフローリングのお家が増えているので爪が伸びすぎて足の踏ん張りがきかず、フローリングで滑って足を痛めてしまうことがあります。なので、爪は最低でも一か月から一か月半に一回は、切ってあげる方がいいでしょう。
ワンちゃんが健康的な生活を送るためにも、爪や足回りのお手入れをしていってあげましょう。