こんにちは。
看護師の上田です。
暑かった日々から一気に涼しくなってきましたね。風邪など引かれてませんか。私も体調管理気をつけていこうと思います。
さて今回も前回の犬のルーツの続きについてお話ししていこうと思います。
●作業犬(ワーキング・グループ)
このグループは人の作業を手伝ってきた犬たちです。体が大きく、タフで物怖じしない性格の子が多いです。飼育していくときは運動や仕事に対する欲求をしっかりと満足させてあげる時間的な余裕が必要です。
・スイス出身で運搬や護衛を任されていた バーニーズ・マウンテンドッグ
・寒冷地でソリをひいていた シベリアン・ハスキー
・海難救助犬として活躍していた ニューファンドランド
仕事内容によって性格は変わってきますが、基本的に細かいことにはこだわらないおおらかな性格の子が多いです。
また番犬や闘犬、警護犬も広い意味ではこのワーキンググループに属しています。
ロットワイラーやドーベルマンなどは現在も世界中で警察犬や警備犬として活躍しています。
●トイ・グループ(愛玩犬)
このグループは愛玩犬、コンパニオンドッグと呼ばれるかわいい犬たちです。
ただ現在飼育されている犬はすべて愛玩犬であるという考え方もあるためグルーピングとしては少し曖昧なところがあります。
・シーズー
古代中国の宮廷で皇帝や貴族の愛玩犬として大切に飼われていた。当時庶民が飼うことは許されていなかったそうです。
・チワワ
もともと番犬として飼われていました。その後小型化が進み現在のような超小型犬になりました。愛玩犬の代表のようなチワワですが、飼い主さん以外の人に対して警戒心が強く、見知らぬ人に対して吠えやすいという番犬の仕事をしていた時の傾向が残っています。
ほかにもトイ・プードルやキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルやポメラニアンなどもこのグループに属しています。
さあどうでしたか。その昔からワンちゃんたちはさまざまな仕事を担当して助けてきました。今でもその名残は残っています。そのルーツをたどればもっとワンちゃんとの絆が深まるのではないでしょうか。
ぜひその子のルーツについて調べてみてくださいね。
ご紹介できなかった犬種もたくさんあるのですが、すこしでも参考になればと思います。