こんにちは、トリマーの中口です。
今年ももう8月を迎え、本格的な夏になりましたね。
本格的な夏になると怖いのが「夏バテ」です。
ヒトだけでなく、ワンちゃん、ネコちゃんも夏バテになってしまいます。
なので、今回は「夏バテ」についてお話しします。

⑴ワンちゃんの体温調節
ワンちゃんは被毛という毛皮を着ているため、ヒトよりも夏はかなり
辛いものになります。
暑い時、ヒトは汗をかき体温調節しますがワンちゃんは汗をかかない
動物なのです。
なので、ワンちゃんは舌を出してパンティングをして体温を下げようとします。

⑵夏バテの症状
夏バテになった時の症状をいくつかご紹介します。
いつも食べているフードやおやつを食べなくなる
散歩に行きたがらない
だるそうにする
飼い主に呼ばれても来ない
ノロノロとして動きがない
軟便
下痢やいつもと違う便をする
嘔吐
気持ち悪そうにする

上記の9点がわかりやすい症状だと思います。
やはり、ヒトと同じ消化器系の症状が現れることが一番多く
ご飯やおやつを食べなくなることが最も多くみられる症状かと思います。
夏場、急にご飯の食べが悪くなった場合には
真っ先に夏バテを疑うのが正しいでしょう。

⑶運動、散歩
お散歩に行く時間帯ですが、日照りの強い日中はNGです。
朝方の涼しい時や日が沈んだ夕方にすることで、夏バテを少しでも
防ぐことができます。
もし、この時間で大丈夫かな?と不安に思ったときは
一度裸足になり、アスファルトを歩いてみてください。
暑くなければお散歩に行っても大丈夫だと思います。
念のため、首に保冷剤をまいてあげるのもいいと思います。

夏バテや熱中症にならないように気を付け
楽しい夏をお過ごしください
                                 担当:中口