ペットアロマ③
2006年11月21日 コラム
以前ワンちゃんをリラックスさせる精油をご紹介しましたが、年齢ごとに起こる問題行動や体質に合った精油をいくつかご紹介したいと思います。
~マジョラム~
この精油は幼犬・落ち着きのない犬へ行動を抑制する作用があると言われています。ハーブ系のスーッとする香りです。
※念のため血圧の低い方・妊娠中の方はご使用をお控えください。
~ローズウッド~
この精油は免疫力を高め精神的疲労を緩和させる効果があるとされている為、老犬へのリラックス効果に良いといわれています。優しく甘すぎないウッド系の香りです。
以上いくつかご紹介させていただきました。ワンちゃんによっては好き嫌いや個体差もあるかと思いますが、飼い主さんへのリラックス効果もあるかと思いますので機会があれば1度お試しください。
安藤
猫のおしっこに注意!
2006年10月21日 コラム
猫はもともと砂漠の生き物であるため水を飲まない動物です。そのため濃縮した尿が生産され、尿中のミネラルが過剰となりやすく、結晶化をおこしやすくなります。
この結晶や結石が尿道につまると尿がほとんど、あるいは全く排泄できなくなってしまいます。このような状態を尿道閉塞といいますが、尿道が細い雄猫に多くみられ、尿が排泄できない状態で放っておくと腎臓まで影響が及び腎不全となり死亡することさえあります。
寒い季節となると猫の飲水量は減少するため、より結石ができやすい状態になります。尿路結石、膀胱炎をすでに患っている猫では適切な治療を受けると共に、尿がきちんと出ているか常に気を配りましょう。
また、おしっこをしたそうにしているが出ない、元気がなくぐったりしている、食欲がなく食べても吐く、など尿道閉塞が疑われる場合は一刻も早く病院行きましょう。また、定期的に尿検査をして結晶がないか検査するとよいでしょう。
担当 山田
実習を通して・・・
2006年8月21日 その他
私は、動物看護を学んでいる学生です。今回、看護はもちろん、パピー教室に興味を持ち、実習させて頂きました。
我が家の愛犬は、仔犬の時、それなりにしつけはしたつもりだったのですが可愛さ、癒しのペットとして接してしまい、5年たった今、家族に咬んだり、攻撃的になってしまい、しつけを一からやり直しています。
今回、パピー教室で実習をうけさせて頂いて、仔犬の頃から熱心にしつけを行い、愛犬とよりよい関係を築こうとされている飼い主の皆さんを見て、すごいなと感じました。
私はしつけに失敗して、しつけの大切さを知りました。飼い主の皆さんには、失敗せずに、愛犬と良い関係を築いて頂きたいと思います。
一週間という短い期間でしたが、色んなことを学ぶことができました。
院長先生、スタッフの皆さん、動物&飼い主の皆さん、ありがとうございました。
★ モルモットの食餌 ★
2006年7月21日 コラム
モルモットは人間と同様ビタミンCを作ることができないため、食べものから補う必要があります。
ビタミンCが欠如した食餌では、10~15日で壊血病になるといわれています。市販のモルモットフードには、ビタミンCが添加されているものがほとんどですが、空気に触れたり時間がたつなど保存状態が悪いとビタミンCは壊れてしまいます。モルモットの大好物のきゃべつ、りんごなどの新鮮な野菜でビタミンCを補ってあげると良いでしょう。
また、牧草は整腸作用があるので、モルモットが食べたいだけ与えてもかまいません。主食がペレットの場合は、必ず十分な水を与えましょう。水が不足すると採食料が減少したり、尿路結石を引き起こす可能性があります。
ちなみにサルの仲間もビタミンCは体内で合成できず、専用のフードを与える必要があります。
担当 山田
ネコが笑う!?
2006年6月21日 コラム
ネコを飼ったことがある方は、『うちのネコが笑ってる!』と思ったことはありませんか?
一生懸命匂いを嗅いでいたかと思うと、耳を直立にし、唇を引いて口を半開きにいた笑顔を
見せます。 これを“フレーメン反応”といいます。
☆フレーメン反応ってなに??
メスが分泌する性フェロモンを嗅いで、恍惚状態になることをいいます。
性フェロモンやマタタビ・キウイなどの魅惑的な匂いを思いっきり嗅ごうとすると、ついこんな
笑顔になるのです。
☆匂いをかぐ = 情報収集
ネコは身の回りの事に興味津々で、こまめに匂いを嗅ぎチェック(情報収集)しています。
なので、ネコ同士が出合った時鼻と鼻をくっつけ匂いを嗅ぎ合って、情報収集し挨拶するのです。
ネコの習性として何か突き出している物に対して、つい鼻を近づけ匂いを嗅ぎ確認してみたくなる
のです。
一度ネコの顔に指を近づけてみてください。
きっと鼻をくっつけてくるはずですよ。
担当:浅井
暑い日の散歩について
2006年5月2日 コラム
5月になり気温も上がり暑い日が続いてきました。
日照り時間も長くなり、これから散歩日和の日が多くなると思います。
ワンちゃん達にとって散歩は大好きな時間でもあり、飼い主さんに
とっても楽しい時間だと思います。
しかし、真夏の暑い日の昼間の散歩には特に注意が必要です。
☆足の裏(肉球)の火傷
暑い日の日光に照らされたコンクリートの地面は熱をため驚くぐらいの温度になっています。
私達人間は、靴を履いているので気にならないですが、常に素足のワンちゃん達にとっては
かなり熱いと思います。
火傷をしたワンちゃん達の足の裏の皮膚は弱く、切れたり、ひどい時には皮膚がはがれ、
治療が必要になる程です。
★予防するには
日が照っている暑い日に散歩するときは、地面を触るなど温度を確かめてから歩く、
もしくは早朝・夜中に散歩に行くなどワンちゃん達の足の裏の事も
考えていただければと思います。
担当 上木戸
ハムスターの正しいエサと量について
2006年4月21日 コラム
元気でいてくれるにはどんなエサが良いか。誰もが抱く疑問です。
しかし彼らの好物のひまわりの種だけではダメなのです。
★好物=良いエサは間違い
野生のハムスターは雑食性で草の茎・種子・虫などを食べて生活しています。ひまわりの種だけでは野生と同じ状態を維持することはできません。いちばん良いエサとしてはハムスター用のペレットを主食にすることです。チーズ・野菜・果物・干草・穀物などはあくまでもおやつとして与えるようにしましょう。油分の多いひまわりなどは秋から冬にかけて寒さに備える時季以外はおやつ程度にとどめておきましょう。
★エサの量について
一日のエサの量は体重100gあたり5~12gが目安です。また水は体重100gあたり10mlを一日で摂取します。これには野菜などの食物中の水分も含まれます。
ハムスターの運動量などにより多少変化しますが、基本量として覚えておくと良いでしょう。