突然ですが、皆さんのお家のネコちゃんの目は何色ですか?
黄色だったり、緑色だったり・・・様々だと思います。

では、子猫の時の目は何色だったか覚えていますか?
目の色が変わってはいないでしょうか?!

実はネコちゃんは成長すると目の色が変わるのです!!
子猫は、ほぼみんながグレーから薄い青色の目をしています。
この色をキトンブルーと呼びます。
ちなみに、キトンとは“子猫”の意味です。

なぜ、子猫の目の色はキトンブルーなのでしょうか?

そもそもネコの目は虹彩とよばれる黒目をぐるりと囲んでいる色のついた部分で
大半を占めており、人間でいう白眼の部分は通常見えません。
なので、私たちから見てネコちゃんの目の色とは虹彩の色のことを指します。
さらに、虹彩の色はメラニン色素の量で決まります。
例えば、メラニン色素が多ければ茶色、少なければ緑や青色・・・
といったようになります。

つまり、子猫の目の色がキトンブルーなのは、メラニン色素が
定着していないからなのです。
その後、成長するにつれて(大体生後1~3カ月ぐらい)それぞれの遺伝子に
よって様々な目の色へと変化していきます。

ほんの少しの間しか見られないキトンブルー。
お家のネコちゃんの昔の写真にあるかもしれませんね☆

担当:寺尾