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コラム

ペットアロマ③

以前ワンちゃんをリラックスさせる精油をご紹介しましたが、年齢ごとに起こる問題行動や体質に合った精油をいくつかご紹介したいと思います。

~マジョラム~
この精油は幼犬・落ち着きのない犬へ行動を抑制する作用があると言われています。ハーブ系のスーッとする香りです。
※念のため血圧の低い方・妊娠中の方はご使用をお控えください。

~ローズウッド~
この精油は免疫力を高め精神的疲労を緩和させる効果があるとされている為、老犬へのリラックス効果に良いといわれています。優しく甘すぎないウッド系の香りです。

以上いくつかご紹介させていただきました。ワンちゃんによっては好き嫌いや個体差もあるかと思いますが、飼い主さんへのリラックス効果もあるかと思いますので機会があれば1度お試しください。

安藤

猫のおしっこに注意!

猫はもともと砂漠の生き物であるため水を飲まない動物です。そのため濃縮した尿が生産され、尿中のミネラルが過剰となりやすく、結晶化をおこしやすくなります。

この結晶や結石が尿道につまると尿がほとんど、あるいは全く排泄できなくなってしまいます。このような状態を尿道閉塞といいますが、尿道が細い雄猫に多くみられ、尿が排泄できない状態で放っておくと腎臓まで影響が及び腎不全となり死亡することさえあります。

寒い季節となると猫の飲水量は減少するため、より結石ができやすい状態になります。尿路結石、膀胱炎をすでに患っている猫では適切な治療を受けると共に、尿がきちんと出ているか常に気を配りましょう。

また、おしっこをしたそうにしているが出ない、元気がなくぐったりしている、食欲がなく食べても吐く、など尿道閉塞が疑われる場合は一刻も早く病院行きましょう。また、定期的に尿検査をして結晶がないか検査するとよいでしょう。
担当 山田

★ モルモットの食餌 ★

モルモットは人間と同様ビタミンCを作ることができないため、食べものから補う必要があります。

ビタミンCが欠如した食餌では、10~15日で壊血病になるといわれています。市販のモルモットフードには、ビタミンCが添加されているものがほとんどですが、空気に触れたり時間がたつなど保存状態が悪いとビタミンCは壊れてしまいます。モルモットの大好物のきゃべつ、りんごなどの新鮮な野菜でビタミンCを補ってあげると良いでしょう。

また、牧草は整腸作用があるので、モルモットが食べたいだけ与えてもかまいません。主食がペレットの場合は、必ず十分な水を与えましょう。水が不足すると採食料が減少したり、尿路結石を引き起こす可能性があります。

ちなみにサルの仲間もビタミンCは体内で合成できず、専用のフードを与える必要があります。

担当 山田

ネコが笑う!?

ネコを飼ったことがある方は、『うちのネコが笑ってる!』と思ったことはありませんか?
一生懸命匂いを嗅いでいたかと思うと、耳を直立にし、唇を引いて口を半開きにいた笑顔を
見せます。 これを“フレーメン反応”といいます。

フレーメン反応ってなに??
メスが分泌する性フェロモンを嗅いで、恍惚状態になることをいいます。
性フェロモンやマタタビ・キウイなどの魅惑的な匂いを思いっきり嗅ごうとすると、ついこんな
笑顔になるのです。

匂いをかぐ = 情報収集
ネコは身の回りの事に興味津々で、こまめに匂いを嗅ぎチェック(情報収集)しています。
なので、ネコ同士が出合った時鼻と鼻をくっつけ匂いを嗅ぎ合って、情報収集し挨拶するのです。
ネコの習性として何か突き出している物に対して、つい鼻を近づけ匂いを嗅ぎ確認してみたくなる
のです。
一度ネコの顔に指を近づけてみてください。
きっと鼻をくっつけてくるはずですよ。

担当:浅井

暑い日の散歩について

5月になり気温も上がり暑い日が続いてきました。
日照り時間も長くなり、これから散歩日和の日が多くなると思います。
ワンちゃん達にとって散歩は大好きな時間でもあり、飼い主さんに
とっても楽しい時間だと思います。

しかし、真夏の暑い日の昼間の散歩には特に注意が必要です。

☆足の裏(肉球)の火傷
暑い日の日光に照らされたコンクリートの地面は熱をため驚くぐらいの温度になっています。
私達人間は、靴を履いているので気にならないですが、常に素足のワンちゃん達にとっては
かなり熱いと思います。
火傷をしたワンちゃん達の足の裏の皮膚は弱く、切れたり、ひどい時には皮膚がはがれ、
治療が必要になる程です。

★予防するには
日が照っている暑い日に散歩するときは、地面を触るなど温度を確かめてから歩く、
もしくは早朝・夜中に散歩に行くなどワンちゃん達の足の裏の事も
考えていただければと思います。    
担当  上木戸

ハムスターの正しいエサと量について

元気でいてくれるにはどんなエサが良いか。誰もが抱く疑問です。
しかし彼らの好物のひまわりの種だけではダメなのです。

★好物=良いエサは間違い
野生のハムスターは雑食性で草の茎・種子・虫などを食べて生活しています。ひまわりの種だけでは野生と同じ状態を維持することはできません。いちばん良いエサとしてはハムスター用のペレットを主食にすることです。チーズ・野菜・果物・干草・穀物などはあくまでもおやつとして与えるようにしましょう。油分の多いひまわりなどは秋から冬にかけて寒さに備える時季以外はおやつ程度にとどめておきましょう。

★エサの量について
一日のエサの量は体重100gあたり5~12gが目安です。また水は体重100gあたり10mlを一日で摂取します。これには野菜などの食物中の水分も含まれます。
ハムスターの運動量などにより多少変化しますが、基本量として覚えておくと良いでしょう。

ご存知ですか?②

★与えてはいけない物★
皆さん、ワンちゃんにネギや玉ネギなどを与えてはいけない事はよくご存知だと思います。
ネギ以外に、もっと身近でアレルギーを起こしてしまう食べ物があるのはご存知ですか?

それはチョコレートです。  
食べる量には個体差がありますが、嘔吐や血尿が出たりします。
大量に食べてしまった時には、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

他にも、それぞれにアレルギーを持っている場合がありますので
一番安全なのは人間の食べものは与えない!ということです。

担当  上原

ペットアロマ②

~アロマオイルの楽しみ方~
アロマオイルの楽しみ方は様々ですが、香りを拡散させるのが一番オーソドックスで簡単な方法です。アロマポットや熱湯を入れたカップにオイルを数的たらしたり、ティッシュに数的染み込ませるだけでも、香りの分子が蒸発しお部屋に香りが広がります。まずペットが香りを心地よく感じているか見極め、飼い主さんも一緒に楽しみましょう。

~ワンちゃんの好きな香り~
ワンちゃんが比較的好んでいるといわれている香りの1つに『クラリセージ』という精油があります。この精油は出産・産後・ホルモン系のトラブルに役立ち、心と身体を落ち着かせる作用が際立つ精油です。葉っぱ系のスーッとする香りで、柑橘系の精油とよく合います。但し、通経作用がある為、妊娠中の使用は避けましょう。

担当 安藤

迷惑な爪とぎ

★何故猫は爪をとぐ??
①マーキング(嗅覚と視覚)・・・
猫の指の間には分泌線があるので、爪をとぎ匂いを残すことで自分の存在
を知らせています。また、爪の跡でギザギザにし『ここは自分の縄張りだ!』
と主張しているのです。
②お手入れ・・・
木材などに爪を立て、爪のサヤを取り除きます。爪の健康状態を保つ為のグルーミングです。

★防御法!!
喜んで爪をとぐ対象は、爪のかかりが良く爪の跡が残りやすい木材やダンボールです。
逆にプラスチックやアルミホイルなどツルツルした素材は嫌います。なので家具や柱には
ツルツルした素材を貼り付けると良いでしょう。
また、猫が精神的に落ち着くと言われるフェロモンの匂いなどありますのでご相談下さい。

※猫にとって爪とぎは大切な行動なので、無理にやめさせるのではなく爪とぎを用意し、爪をといでも
いい場所を作ってあげましょう。

ご存知ですか?①

★ミネラルウォーターの誤解
近頃、世の中が健康に気使う時代になってきて水道水では可哀そうと思い
ワンちゃん、ネコちゃんにもミネラルウォーターを使用している飼い主さんが
増えていると聞きます。しかし、それが本当に動物の為になっているかというと必ずしも
そうではありません。

名前のとおりミネラルを多く含んでいますので、それを与え続けていると
個々の体質にもよりますが、
尿の中に結晶ができたり、結石ができる原因になってしまうことがあります。

動物の立場になって考えると、ミネラルウォーターよりも水道水の方が安全なのかもしれませんね・・・

担当 上原

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