きど動物病院は2000年4月に開業しました。開業から本当に多くの患者様に支えられてきました。2015年12月、手狭になった病院を移転、広く新しい施設で従来と変わらず患者様に寄り添った診療を目指しています。
当院の特徴としては、広くマルチな診療とその方法です。院長の動物園勤務の経験を活かして、多種多様な動物の診療を行っています。小さな鳥からハムスター、犬、猫、大きな豚、羊に至るまで対応しています。
より詳細なデータを分析し、診断するためにも医療機器設備の充実には力を入れています。下記がその設備一覧です。また複数の勤務獣医師と共にいろんな角度、様々な観点から病気に向き合っていこうと思っています。
2015年より東洋医学を導入、鍼灸治療も開始しました。
運動機能障害をはじめ、内科疾患(アレルギー・腎臓病)などの治療に効果を上げています。提携の病院とも連携しCT、MRI検査にも対応しています。骨折や神経などの1次~1.5次診療に力を入れています。
獣医中医学において最も基本になっているのは、万物の根源に存在すると言われている「気」という存在です。
その気の中には陰陽のバランスが大切と言われています。
これらのバランスが崩れると、陰陽失調の状態に陥り、様々な変調が起きると言われています。
当院では動物への負担をかけないという前提の元に、鍼灸治療、オゾン治療など、免疫を高める治療を行っています。
特に関節疾患、神経疾患における鍼灸治療。皮膚病や、腎臓疾患においても鍼灸、漢方の処方なども行っています。 詳しくは当院スタッフまでご相談ください。
内視鏡
胃内異物の除去、腸管内の検査や組織の採取といった消化管疾病の臨機応変な対処を可能とします。
超音波診断装置(エコー)
2019年に最新のモデルを購入。それにより動いている心臓や、臓器の細かな変化がより精度が高く見れるようになりました。
レントゲン
X線の透過性を用い、体内を視覚的に判別する装置です。撮影時間も短く、人のそれよりもかなり少ない被ばく量で撮影を可能とします。
血液検査
体内の状態を数値として算出する。貧血、脱水、炎症、血糖、腎臓、肝臓等の様々な情報を得ることができます。
麻酔機と手術モニター
2018年に人でも使われている最新のモデルを購入。肺への負担を最小限にした人工呼吸と、その際の状態の細かなモニタリングが可能となりました。
CO2レーザー
細胞の水分に反応するレーザーを用い、その蒸散機能は物理的手段を使わずに切断や止血を熱により行うことを可能とし、歯肉炎等の治療にも役立っています。
オゾン発生機
オゾンの酸化反応を利用し、殺菌、消炎鎮痛、抗ガンに用いられます。人ではアンチエイジングとして広く知られるようになってきました。
スーパーライザー(レーザー治療)
近赤外線の照射により、痛みの緩和や血流の増加、それによる治癒の促進を促します。人の多くの大学病院や麻酔科外来の病院で取り入れられている機器です。ポータブルタイプもあり往診にも対応します。
マイクロバブル
トリミングの際、微細な泡により洗浄効果をあげ匂いや汚れを取ることができます。
鍼灸療法
人で知られる鍼や灸。動物にもツボというものはあり用いることができます。東洋医学の観点からも治療のアプローチを可能とします。
高濃度酸素集中治療室
人で言うICUや酸素カプセルです。心肺疾患や低生命状態、また手術前後の管理等でも活用でき、犬猫以外の動物にも非常に有効です。写真以外にも2か所設置してあり、計5台の酸素室を用意しています。
半導体レーザーメス
小動物用のOPE器具。鳥やハムスター等の腫瘍切除、犬猫でも体表面の腫瘍の切除に対応可能です。
超音波凝固切開装置(ハーモニック)
シーリング用のOPE器具。縫合糸を使うことなく止血処置や行うことができるため、糸に対する体の反応を軽減することができる。
第2OPE室
OPE中でも緊急時には2か所で処置を可能とします。
超音波スケーラー
超音波により微細な振動をうむことで歯石の破砕を行うことができ、歯石除去手術のクオリティを上げることが可能となります。