前々回からトイレのしつけの環境作り、ケージ内でのしつけ方法を
お話させていただきました。
今回は、ケージ内で成功してもケージ外では失敗してしまう子はどうすればいいかをお話します。

まず、出来るだけ排泄後にケージから出しましょう。
一度ケージから出すと、排泄したくなってもわざわざケージに戻って
排泄する子は、子犬では珍しいと思います。
排泄をケージ内で上手に出来たご褒美として出してあげると
わんちゃんもケージ外がもっと好きになるでしょう。

ケージ外にも排泄できる場所を作ってあげましょう。
前回のトイレのしつけ②で成功出来る場所を増やすというお話を
させていただきましたが、今回もポイントは同じです。
出来るだけ色々なところにペットシーツを置き、ほめる回数を増やしましょう。

ペットシーツはどこにおいてもいいの?
わんちゃんのトイレのしつけは環境が大切です。
動物にとって排泄時は無防備な時・・・
人通りの多い所や雑音があまりない所が望ましいでしょう。

たとえば・・・   
部屋の隅っこ      ○
テレビの横        ×
人通りがある廊下   ×

 

あまり排泄をしないペットシーツから減らしていき、ケージ外での
排泄場所をひとつにしましょう。

前々回から3回にわたって、お話したトイレのしつけに
ついてはいかがでしたか?
トイレのしつけは、すごく根気が必要なしつけになります。
大変だと思いますが、やはり一番はほめる環境をこちらが
提供してあげる事が大切だと思います。めげずに頑張りましょう。