犬のストレスについて

犬にとってのストレスは様々な要因によって引き起こされることがあり、その要因自体の特定は困難なことが多い。

例えば、寒さや暑さ、騒音や異臭、食事や発情等など上げていけばキリがない程です。

そのため、そのストレスにより起こりうるストレスサインに気づいてあげることが大事になってきます。

分かりやすいサインとしては”吠え”です。

特に何もない時に急に行う”無駄吠え”などが挙げられます。

普段と違う行動に気づいてあげるのも飼い主さんの義務と言えるでしょう。

ストレスが過剰になった時、病状として表れます。

下痢や食欲不振、自傷行為やふるえ、誤食などが挙げられます。

スキンシップや運動、遊びや食事、またはストレスとなる原因の排除などによって、ワンちゃんにとってストレスフリーな環境を整えてあげましょう。

獣医師 竹花

カーミングシグナル

こんにちは。看護士の小西です。まだまだ寒い日が続きますね。ポカポカした春の日差しが待ち遠しいです。

今回は『カーミングシグナル』についてお話したいと思います。

カーミングシグナルとは、不要な争いを避けるために自分の立場や感情を、相手に伝える際の犬の生まれつき備わった非音声的言語をさします。

「Calming(カーミング)」は落ち着かせる

「Signal(シグナル)」は信号という意味ですので、文字どおり『自分と相手を落ち着かせるための合図』ととられます。

 

カーミングシグナルには次のような仕草があります。

 

■あくびをする

  高ぶった気持ちを抑えたり、相手の興奮を鎮めたりする時に用いられますが、ストレスや不快感を感じる時にも出ることがあります。例えば、あまり親しくない人から頭をなでられても、うれしいというより、不安な感情が強くなりあくびというかたちになってしまうことがあります。犬にとっての「あくび」は人に置き換えると「深呼吸」をする「ため息をつく」という行為に近いかもしれません。

おしっこをする

  相手に対し自分をさらけ出し敵意がないこと、そして仲良く付き合っていきたいという親愛の情を伝える時に用いられます。「嗅覚の動物」とよばれるほど鼻がよい犬にとって、おしっことは相手の素性を知るための重要な情報源です。その情報を相手の前でさらすということは、相手に対してある程度心を開いていないと出来ない行動と言えます。また、ただ単に気持ちが落ち着かない時に「エアーおしっこ」のようなことをします。これはいわゆる、おしっこをするふりのことですが自分にとって落ち着く行動をすることで、高ぶった感情を鎮めようとしているのかもしれません。

 

他にも「前肢を空中に浮かす」「口、鼻をなめる」「頭を振る」などたくさんのカーミングシグナルがあります。カーミングシグナルを知ることで愛犬の気持ちが、また一つ分かってくるかもしれませんね♪

看護師 小西

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムダ吠え対処法1

 

 

こんにちは(^○^)

2月も中旬を過ぎもう少しで

春到来ですね(*^_^*)

 

今日は、ムダ吠えについて、

書かせていただこうと思います。

 

パピー教室でも、

『うちの子ムダ吠えが・・・』という声を

チラホラきいたりします(>_<)

 

なので、いくつかに分けて改善法を

紹介していこうと思います。

 

・チャイム吠え

チャイムが鳴る=他人が来る!!

と思いこみ警戒しがちに・・

まずは、チャイムに慣れさせたいので

チャイムが鳴る=ハウスに入るとご褒美がもらえる

と教えてみましょう♪

 

・要求吠え

これは、ムダ吠えでもよく聞く声ですよね

まず、おねだりしやすい場所にワンちゃんを

居させることはストレスの原因に・・・

なので、そのような場所にワンちゃんを

いさせないようにしてみてください(^O^)/

 

いきなり行うとワンちゃんにも

ストレスがかかってしまうので、

焦らずゆっくりしてくださいね♪

 

何か不明な点がありましたら

お気軽にお尋ねください(^-^)

 

担当:真山

ナバナの里

ナバナの里に行ってきました。

以前から一度は行ってみたいと思っており、ついに今回片道3時間かけて訪れてまいりました!

入口からすでに多くのイルミネーションがほどこされており、中に入ってからもあますところない光があふれていて、目の休まる場所がないぐらいでした。

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イルミネーション以外にも鏡のように水面に映る鏡池や多くの飲食店があり、時間がいつの間にか過ぎてしまいました。

正直人も多く、寒さもすごかったが実に楽しいひと時を過ごすことができました。

獣医師 竹花

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ワンちゃんに与えても大丈夫な食べ物 野菜編

こんにちは、トリマーの中口です。今年ももう2月を迎えましたね(*’ω’*)♡
寒暖の差が激しいので皆さん風邪をひかないよう注意してください。

 今月は先月に引き続き〈ワンちゃんが食べても大丈夫な食べ物 野菜編〉を
お届けします。

下記の量は体重5キロのワンちゃんを標準にした量なので与えすぎには
 注意して下さい

1、さつまいも・・・抵抗力を高めるビタミン群や、排便を促す食物繊維を
          豊富に含みます。ただし、糖質が多いので与えすぎると
          肥満の元になるので注意して下さい。
          1日の目安は加熱して15g程度

2、トマト・・・・・赤い色素リコピンには抗酸化作用があり、水分補給に
          適したおやつですが与えすぎは軟便にもつながるので
          注意しましょう。1日の目安は生で15g程度。ヘタと
          種は取り除いてください

3、大根・・・・・・消化酵素が含まれており、食物繊維のバランスが
          比較的ワンちゃんに適しています。
          ただし、食べ過ぎると軟便、下痢、消化吸収不良の
          原因に。1日の目安は皮をむいて5g程度

4、白菜・・・・・・キャベツより低カロリーで食物繊維も多くありません。
          その為ワンちゃんにとってトラブルが低い野菜。
          1日の目安は茹でてから細かく刻み10g程度

5、レタス・・・・・95%が水分で食物繊維も多く無いので少し多めに
          あげても大丈夫な野菜です。
          ビタミンC、Eも含むので普段のおやつにも最適
          1日の目安は2分の1枚程度 生でも茹でてからでも大丈夫

上記の5点は与える量を間違えなければワンちゃんが食べても安心なものです。

 

ちなみに絶対に与えてはいけない物は

◎赤血球を破壊する玉ねぎ・ネギ類
→血液中の赤血球を破壊して溶血性貧血を起こす成分が含まれている。
 血尿などの症状が現れ、最悪死に至ることもあります。
 形が無くてもダメ!!
 例えば・・・カレー すき焼き ハンバーグ 等

◎果肉や皮に毒素成分があるアボカド
→果肉や皮に含まれる成分に毒素があり、嘔吐や下痢を起こすことがあります。
 種を誤飲し喉を詰まらせる危険がある

◎中毒性がある可能性の銀杏
→糖質や食物繊維が多いため、沢山食べると腸内環境を乱す原因に
 生のまま食べると中毒性の可能性があるため

◎アクや食物繊維が多すぎる茄子
→アクがカルシウムと結合すると尿石症などのリスクが高まります。
 食物繊維もかたく多い為、ワンちゃんには不向きな食べ物です。

◎貧血の原因になる韮(にら)
→玉ねぎと同じく、赤血球を破壊し貧血や下痢、嘔吐を起こす成分が
 含まれており、死に至るケースもあります。
 例えば・・・餃子

◎下痢の原因になるニンニク
→ネギ類と同じユリ科の食べ物で下痢や嘔吐に繋がります

が代表的な物になります。

なので、この8品は絶対に与えないでください。

                                 担当:中口

 

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