うさぎのしっぽの秘密
2015年5月7日 スタッフ日記
うさぎのしっぽはお尻にちょこんとついていて、見ていてとてもかわいいですよね♪
うさぎのしっぽは別段機能はないように見えますが、うれしいとわんちゃんみたいにフリフリと動かすんですよ!小さいのでよく見ないと分かりにくいので、なでて喜んでいる時にじっくり観察してみてくたさい。
また、うさぎのしっぽの裏側の毛は白いのですが、これにも実は機能があるんです。敵が来た時などには、しっぽの裏側の白い毛を仲間に見せて危険を知らせるそうです。
しっぽ一つでもいろんな役割がありおもしろいですよね。
看護師 小西
犬の歯について
2015年4月30日 その他
生後間もないワンちゃんにはまだ歯は生えておらず、だいたい生後三週目頃から徐々に乳歯が生え始めます。
しっかりと生えそろうのは生後2~3ヶ月頃になります。
乳歯の本数は上下ともに切歯6本、犬歯2本、前臼歯6本の全てで28本です。
その後生後7ヶ月ぐらいまでに永久歯に生え変わっていきます。
永久歯の本数は上顎が切歯6本、犬歯2本、前臼歯8本、後臼歯4本、下顎は後臼歯が6本で、計42本です。
分かりやすく片側を歯式で表すと
J(切歯) | C(犬歯) | P(前臼歯) | M(後臼歯) | |
上顎 | 3 | 1 | 4 | 2 |
下顎 | 3 | 1 | 4 |
3 |
乳歯にはなかった後臼歯、いわゆる奥歯ですね。それが増えています。
生え変わりの時に乳歯が抜けますが、抜けずに残ってしまうことがあります。
それを乳歯遺残と言い、将来的に歯のズレや歯石の増加などによる歯周病の要因となります。
遅くて1歳ごろに抜けた例もありましたが、なかなか月齢が進むと抜ける確率は低くなります。
もし、去勢や避妊手術を考えておられるのであれば、その時に一緒に抜いておくことを勧めています。
一度ご相談ください。 獣医師 竹花
はじめまして(*・ω・*)♪
2015年4月23日 その他
はじめまして、こんにちは!
今年から、当院でトリマーとして働くことになりました国屋(クニヤ)です。
トリマーになるのは小さいころからの夢で、その夢が叶いトリマーとして働けていることがすごく嬉しいです。
私はトリミングするにあたって心がけていることがあります♪
一つ目は『綺麗に可愛く+健やかさ』
健やかさと言うのはすごく大切です。
例えば、目ヤニや涙がひどい子は目の回りをスッキリめにする。
長毛でもつれやすい子は毛を短めにする。(※もつれはワンちゃんネコちゃんの大きな負担になります!)など
二つ目は『一匹一匹その子にあったトリミングを』
仔犬、老犬、腰が悪い子など色んな子がいます。
その子の負担の少ないトリミング方法を常に考えてトリミングをするようにしています。
三つ目は『愛情たっぷりトリミング★』
トリミング中は話しかけながら、嫌がっていた子も
頑張ったらほめてあげるようにしています。
飼い主さんの大事な大事な家族なので大切に愛情をもってトリミングしています。
命を預かるお仕事なので、責任感をしっかりもち飼い主さんに安心して預けていただけるトリマーになれるよう精進していきます!まだまだ未熟な私ですがどうぞよろしくお願いします。
春に注意すべき点
2015年4月17日 その他
こんにちは(*^。^*)もう4月も中旬を過ぎ
さくらも散り始めた頃になりましたね。
今日はそんな春の時期の注意点を
書いていこうと思います(^_^)
☆換毛期に伴う皮膚炎
春になると、冬に生えていた毛が抜け始めます。
コームなどとかせば抜けますが、
キレイにとけてない状態でシャンプーをすると
冬の毛が完全に乾ききれないため
皮膚が蒸れて細菌が繁殖し、皮膚病を起こす
可能性があります。
なので、この時期はしっかりブラシやコームで
とかしてシャンプーをし、きちんと乾かしてくださいね♪
☆体重増加による負担
ワンちゃんやネコちゃんは通常、冬の間に
寒さをしのぐのに、体脂肪を蓄えるので
夏より1~2割体重の増加が見られます。
それが、春になるとまだ元に戻ってない状態で
動きが活発になり始めるため、
身体が追い付けず、体重の増加により
関節、筋肉に負担をかけます。
なので、急激な運動は出来るだけ避けて下さいね♪
大切なワンちゃん、ネコちゃんの為に
注意してみてあげ、
健やかに楽しい春を過ごしてください(^○^)
担当:真山
ノミダニ予防は必要?
2015年4月16日 スタッフ日記
だんだんと暖かくなってきましたね。また今年も予防シーズンが始まりました。そこで今回はよく質問にあがる「なぜノミダニの予防は必要か?」について詳しく話していきたいと思います。
そもそもノミやダニが犬や猫にどのような病気を引き起こすかご存知でしょうか。意外と知られていないことなので、まずはノミが引き起こす病気について説明していきたいと思います。
まず一つ目はアレルギー性皮膚炎です。ノミの唾液がアレルゲンとなり、一匹でもノミに刺されたときに強い痒みを伴う皮膚炎が起こります。二つ目は瓜実条虫症です。ノミの体内には瓜実条虫の幼虫が入り込んでいることがあり、ノミをつぶしたりすることで犬・猫の体内に入り感染し、下痢や体重減少などを引き起こします。この二つが主にノミが引き起こす症状として多いもので、その他には毛づやの消失、吸血の刺激や痒みによるストレス、かき傷による化膿性皮膚炎などがあげられます。
また、人にもノミによる病気があり、一つは猫引っかき病(別名バルトネラ症)です。ノミが媒介するバルトネラ菌が、猫の爪や口腔内を経由し、猫に引っかかれたり咬まれたりすることで人に感染して、リンパ節の炎症や発熱を引き起こします。他にはノミ刺咬症や瓜実条虫症があります。ノミ刺咬症は強い痒みが引き起こされ、瓜実条虫症は犬・猫と同じく下痢になります。
次にダニが引き起こす病気について説明します。
まず一つ目は貧血です。マダニから大量に寄生・吸血された際に貧血を引き起こします。二つ目はアレルギー性皮膚炎です。マダニの唾液がアレルゲンとなり、強い痒みなどを引き起こします。最後にダニ麻痺症があります。マダニは種類によって唾液中に毒性物質を産生するものがいます。そうしたマダニに吸血され、毒性物質が体内に注入されると、神経障害を引き起こします。これらは直接マダニが寄生することにより引き起こされる症状です。マダニを介して起こる病気があり、犬で怖いのがバベシア症です。貧血、発熱、黄疸、元気消失などが起こり、症状が重い場合は急死することもあります。その他でのマダニを介した病気は日本紅斑熱、ライム病、Q熱、エールリヒア症などがあります。これらは主に人に症状が引き起こされます。
以上が主にノミ・ダニから引き起こされる病気です。ここでなぜ予防が必要かということですが、予防することにより単純に犬・猫に病気がもたらされることを防ぐことができます。また、ノミダニは人にも病気をもたらすので犬・猫だけでなく飼い主さんも病気から守ることができるのです。ゆえに、しっかりノミダニの予防をしていくことにより、わんちゃん猫ちゃん、さらに飼い主さんも快適に生活していくことができることでしょう。うちの子は外に出さないので予防しなくても大丈夫と思われる方もいますが、飼い主さんがノミダニを家に連れ帰ることがあるので一概に安心はできないのでご注意を。
予防の仕方や期間など分からないことがあればいつでもスタッフにお聞きください。
獣医 石鍋