こんにちは。看護師の上田です。
だんだん暑くなってきましたね。もうすぐ夏です!みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて前回の犬のルーツの続きということで今回もお話ししていこうと思います。
今回も2グループ紹介しますね。

●獣猟犬(テリアグループ)
ネズミやキツネなど畑を荒らす動物たちを捕まえたり、追い出す仕事を任されていました。
テリア犬が獲物を巣の奥に追い詰め、猟師がスコップで仕留めたりしていたそうです。
テリアにもたくさんの種類がいますが、それは地域によってニーズが違ったためその土地に合わせて改良されていたためです。そのためヨークシャテリア、アイリッシュテリアなどその土地にちなんだ名前が付いています。

テリア系の性格は頑固で自分のテリトリーを守ろうとするタイプです。
また狩りをしていたので運動能力があるため体力を持て余すこともあります。
可愛らしい見た目とは裏腹に攻撃的でよく吠えることがあるため、子犬のときからのしつけが重要になってきます。

●牧羊犬(ハーディンググループ)
鋭い嗅覚や聴覚、脚力を利用し、羊などの群れを狼から守ったり、群れをまとめたりする仕事をしていました。
運動能力が高く、体力もあるので体力を持て余さないようにしてあげるといいですね。
タイプが2つあります。

○ヘッダータイプ
常に家畜の前に回り込み、前方から牽制し群れをまとめるタイプです。
人と連携して群れをうまくまとめていたのでこのタイプは協調性のある子たちが多く、注意深く、観察力があります。羊を追っているうちに興奮して噛んでしまうようではダメなので攻撃性のないことも重要だったそうです。
犬種としてはボーダーコリー、シェットランド・シープドッグなどです。

○ヒーラータイプ
後方から近づき、かかとを噛んで群れをまとめていたタイプです。
ヒール(かかと)が由来です。
協調性があり、体力、持久力がありあます。
代表的なのはコーギーです。コーギーの足が短いのは頭の位置が低い方が足を噛むのに都合がいいからです。

さあどうでしたかみなさんのわんちゃんは当てはまりましたか?
まだ紹介できていないグループもありますので、また次回紹介していきますね。
少しでも一緒に生活する上で参考になればと思います。